ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■未だ時が在ると想うのでしょうか
衣類や、
湯浴や、
寝具や、
食事。

必要な準備と、
果たすべき役割とを、
次々に要求し。


覚悟や、
労力や、
行動の変化を。

相手に、
強いて行きながら。




自身の覚悟や行動は。

決して、
変化させる気など、
無いのだ。







其れ故に。



一向に、
不安は減らず。

必然的に、
方向性など定まる筈も無い。













多分、
理由は俺の内に在る。



変わらぬ状況に、
苛立ち。

支える自信を、
失いかけ。


焦って居るだけだ。





けれども。

今更、
其の言葉が出る事に、
辟易する。












 「後一ヶ月だけ。」
 「待ってくれる?」


姫に、
問われれば。

待つと応えるしか、
無いけれど。











既に。

迷って良い時間は、
過ぎ去ったのだ。
08月11日(木)
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