ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■其処まで大切な物ですか
自身の、
耳を傾ける事無く。

相手から、
自身へ届けられる言葉を、
其の儘、
素通りさせる事は。



想いの欠如に、
他ならない筈だから。








自身が、
何の様な状況下に在っても。

相手の言葉に、
耳を傾けようと想い。





想いに、
不足が生じた時には。


相手の言葉の、
重要度には依らず。

反省の想いを、
胸に抱くのでは無いのだろうか。









其れ故に。




 「今日の双子座、ビリだよ?」
 「ちょっと!」
 「新聞に夢中で私の話聞いてないでしょう!」

 「ごめん・・・。」


今朝の、
姫の尤もな指摘に。

自身の想いの不足を、
恥じたのに。











姫は何処かに、
価値基準を、
棲まわせて居るのだ。

俺の重要度とは、
異なる基準で。













 「私スライムなんだから!」
 「早く電話切って!」


姫の、
大切な其奴は。













俺の、
電話越しの相談より、
重要なんだね?
03月08日(火)
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