ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■足並みは揃って居るでしょうか
迷いや不安は。

何時でも、
何処でも、
誰にでも、
巣喰って居る物で。



自信や信念や、
或いは、
傍らに在る想いなど。

自身に在る、
強靱な精神力を以て。


飽く迄、
其れに蓋をして居るだけだから。





強引に縒り上げた流れが。

例え、
迷いや不安を封じる為に、
如何だけ、
有効な手段であっても。


決して、
用いてはならぬのだ。











今迄の、
相手の過去を。

払拭する為にも。



必要なのは、
進む事では無く。

並んで、
二人で、
同時に、
歩を進める事なのだ。















僅かでも、
姫の想いが進む事を。

待って居た、
甲斐が、
在ったのだろうか。


其れとも。

動かずに看て居る俺に、
姫が只、
痺れを切らしただけだろうか。







やっと。










 「電話は俺の持って来るか。」
 「親父の名義だけれど良い?」

 「電気代の引き落としとか。」
 「小坊主のそのまま移してもらって良い?」

 「やっぱり一度家に来てよ。」
 「必要な物チェックしないと。」

 「小坊主の家?」
 「嫌だよ、汚いもん・・・。」



留まって居た、
冬が。

春に、
歩み始めたかも知れない。





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References
 Dec.21 2004, 「此れが補強に成るのでしょうか」
 Dec.14 2004, 「少しだけ猶予期間を創りますか」
 Nov.29 2004, 「春は来ないのでしょうか」
01月22日(土)
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