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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■嫉妬の裏に何が在りますか
例え其の過去が。

想い人の今を創り上げ、
二人の今を創り上げた物だと、
理解をして居ても。


自身が、
独占出来ぬ期間に、
他ならないから。



其の想いの、
強さに比例して。

許容出来ぬ想いも、
同時に、
頭を擡げてしまうのだ。










けれども。





出来るだけ永く。

此の手の内で、
愛でて居たいから。


想い人の、
過去を手本に。

対策を練り、
同じ過ちを避け、
進みたいから。







相手の、
過去の体験は。

一つの、
貴重な情報源で。


其処に、
嫉妬が混ざろうとも。

是非とも、
手に入れたい物なのかも知れない。















俺は、
姫の過去を、
殆ど知らないから。

不安だけれど。









俺の想いを、
嘲笑うかの様に。




 「気持ち良い?」

 「何処で覚えて来るの?」













風呂場の、
姫は。

自身を泡塗れにして、
俺で、
戯れる。





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References
 Aug.24 2004, 「聖域だと想ってはいけませんか」
 Jul.10 2004, 「抉じ開けずに包んで居れば良いですか」
08月28日(土)
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