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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■嫉妬の裏返しでしょうか
人を玩具扱いしながら。
人に手を伸ばして、
弄びながら。
面白可笑しく楽しそうに、
言葉でも弄ぶ。
「これ、猫に反応してやんの!」
起き抜けの雄は。
生理的に、
其の姿が逞しく在る事など。
十二分に承知して居ながら。
「唸ってたんだよ?」
「唸りながら反応したんだよ?」
猫の悪戯に。
眠った儘、
敏感に反応する隣の男を、
嘲笑う。
違うのか。
姫は、
悔しいのか。
其れ故に。
しつこく言葉を発し、
殊更、
其の対象に触れるのか。
自身で、
手を伸ばして。
甘え半分に弄る筈の、
其の対象を。
独占出来ずに。
更には、
一匹の猫に弄ばれ、
既に反応して居たから。
布団の上に、
来ても良いから。
俺の、
脚の間で、
眠っても良いから。
だから、
大人しく眠ってくれないか?
猫の振る舞いで、
朝から不平や愚痴を聞く事は。
正直しんどいんだ。
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References
May.25 2004, 「定位置は何処ですか」
May.04 2004, 「過ちは素直に認めませんか」
Apr.10 2004, 「対抗すべき脅威の対象でしょうか」
Feb.19 2004, 「至福の時間を奪うのですか」
07月15日(木)
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