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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■眼前に信は無いのでしょうか
決心が、
其れを指し示すのか。
未だに、
確信は無いけれど。
もし、
此の疑念が、
理由なら。
此の疑念を払拭する為に、
言葉を放ち。
其の結果、
嫌われても良いと覚悟をしたと、
言う意味なら。
随分と、
見縊られたのかも知れない。
其の程度の言葉で、
俺が掌を返すと想うのか?
其れ式の言葉で、
俺が逃げ出すと想うのか?
「二股かけてる?」
「かけてないよ。」
帰宅早々の姫の言葉と、
帰宅早々の俺の言葉と。
違う。
其れが、
見縊りであろう筈が無い。
今朝も姫は、
譫言の様に繰り返す。
「私で感じる?」
「本当に私で感じてる?」
疑念が、
晴れぬのは。
安心が、
信頼が、
其処に無いのは。
姫の想いでは無く、
きっと、
俺の想いに因が在るんだ。
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References
Jun.09 2004, 「何を決めたのですか」
May.31 2004, 「求める想いが異なるのでしょうか」
06月10日(木)
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