ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165430hit]

■遊びの道具なのでしょうか
人の姿形に、
異性の象徴に、
憧れを抱く事は有っても。

其れが互いの関係の根幹を成している訳では、
無いのだから。


例え自分の相手に存在しない物だとしても。

其れを相手に求める想いや、
其れを他へ求める想いなど、
何処にも無いのだから。


胸が在ろうが無かろうが。

貴女は貴女で、
俺の惚れた女なのだから。



謝罪の言葉を、
求めた訳では無いのに。






 「ごめんね・・・。」
 「小さいもんね・・・。」


貴女の言葉は、
込めた想いとは正反対に伝わり。

俺は逆に、
罪悪感を感じてしまった。









けれども。


貴女らしさが失われていない事を、
感じ取って。

大笑いしながら、
俺は貴女で良かったと思うんだ。



貴女は笑われて、
不安と不審で一杯だろうけれど。












 「大きかったら・・・」
 「色んな事して遊べるのに。」

 「この大きさじゃ・・・」
 「木琴ボロンって弾く位しか遊べないじゃん・・・」



謝罪の理由は、
何故遊ぶ行為へと結びつくのだろうか。

この種の疑問符は、
何時でも俺の活力の元。
10月17日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る