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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■予感は正しいのですか
君に宛てた誕生日の御祝いを、
メールに乗せて贈った。

きっと君は、
其の言葉を想う余裕すら無く、
ただただ深い悩みに囚われ、
雁字搦めに陥って居るに違いないけれど。












込み上げる無念の心。

君から届いた文に、
予想通りの言葉が並ぶ。



 「今実家にいます。」
 「一生もう帰らないかも。」



込み上げる無念の心。

予想通りの言葉が並ぶ事など、
俺は望んでやしないのに。



 「ふー意味深。」



君は何時もの様に、
吐き捨てた。











最後に吐き捨てた君の言葉が、
今迄と同じく、
前へ気持ちを向ける為の愚痴であって欲しいと、
そう願いながら。



突然浮かんだ、
別の予感が打ち消せずに。

俺の携帯に表示され始めた君の電話番号を、
途中で停めた。
04月18日(金)
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