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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■俺の幸せは不安ですか
幸せの定義なんて、
公式に置き換える事など出来ないけれど。

幸せの形式なんて、
無数に有って数える事など出来ないけれど。


貴女は今、
幸せを享受出来ていますか。




幸せの深さなんて、
物差しで測り較べる事など出来ないけれど。

真の幸せなんて、
俺如きに語る資格は未だ備わっていないけれど。


貴女は今、
幸せを満喫出来ていますか。














貴女が定期的に口にする言葉を聞くと、
何時も想う。


貴女は幸せ慣れしていないのだろうか。

それとも俺の描く幸せが、
貴女にとっての幸せとは異なる形をしているのだろうか。






 「そろそろ突き落とされるかと想って・・・」






本当の幸せって、
こんな雰囲気の場所に在る物だと、
俺は信じて来た。



どんなに猛々しい風に、
曝され続ける恋路であったとしても。

どんなに荒れ狂う波に、
蹂躙され続ける関係であったとしても。


二人の間に在る静寂が、
二人の間にのみ存在する空間が、
穏やかで暖かな幸せを、
ほんの少しだけ内包し得る在処だと、
そう信じて来た。













何度聞いても何度聞いても、
俺の心は慣れてくれない。

貴女が定期的に口にする不安を聞くと、
何時も俺は不安になる。
02月23日(日)
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