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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■まだ隣にいませんか
欲情した貴女が居て。
欲情した俺が居て。
結局我慢出来ない俺が居て。
結局受け入れる貴女が居て。
貴女に感触が残っている様に、
俺にも残っている。
強く締め付けられた様な感触が、
じわりと残っている。
「腹部に重みを感じています」
「小坊主との時間を想い出しています」
貴女が無事に家に着いて、
貴女は日常へ戻った合図のメール。
貴女が遠く離れた家に着いて、
貴女は目の前の現実に向かい始めた合図のメール。
紅く染まったバスタオルに、
そっとキスをした。
俺はまだ、
目の前の現実に戻れない。
俺はまだ、
貴女が帰った事を受け入れられない。
12月09日(月)
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