ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165250hit]
■安堵しても良いのですか
何時の間にか心の奥に入って来て、
何時の間にか遠ざかっている、
いつものあの子だった。
考えている事を全部見透かしているかの様に、
不思議な雰囲気で話すあの子だった。
「いつも電話で話している私だったでしょう?」
確かに目の前のあの子は、
いつものあの子だった。
けれども、
たった一つだけ違う事があった。
いつもの冗談は無かったね。
思わせ振りないつもの態度は、
一つも見せなかったね。
少しだけホッとしました。
08月15日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る