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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■金城武解読法・1
風邪を引きました……
鼻かぜで頭がボーッとして、ちり紙が手放せません。
のども耳も痛いです。みなさんもお気をつけ下さい。

さて、いろいろな雑誌で金城武をとりあげ、紹介していますが、
多くは大体同じようなトーンで、
金城武という神秘的な美しいスター¢怩描き出すもの。
しかし、中にはそのパターンでも、ところどころ面白い部分を含んでいるものもあります。
中国の「DVD導刊」2003年10月前半号に載った記事もその1つ。
金城武の「完全数字化解読程式」と題して、ちょっと面白い記事作りをしていました。
がんばれば1度でご紹介できる量かもしれないんですが、
↑そういうことで、今日は少しだけ……

数字化による金城武完全解読法

1字による解読法

帥(かっこいい)
金城武には生まれ持った美貌がある。
その容姿は、彼を好きな人にとっては、まるで文句のつけようがないようだ。
輪郭のはっきりした美しい顔、深い瞳、高い鼻、
輝く笑顔、きれいなえくぼ、憂鬱な表情、そして孤独な後ろ姿に至るまで……
彼の外見は人を魅惑するカギである。
その美しさはすべての女を狂ったように叫ばせ、男全てに嫉妬させる。
シルビア・チャンも「君のいた永遠」を撮ったとき、金城武の顔はまるで美の極致で、
どうしてもニキビを少し添えなくちゃいけないと思ったと明かしている。

2字による解読法

平静
「恋する惑星」の金城武は口数少なく、恋人に捨てられても、平静でいようとする。
1人でジョギングし、彼女が好きだったパイナップルの缶詰をたくさん買い込み、
食べながら彼女からの電話を待つ。
食べつくしてしまうと酒場に行き、誰か女をつかまえようと待つ。
ここでの金城武は、ある種いわくいいがたい心情のもと、
自分の苦しみと悲しみを隠そうとしている。
彼は絶対に自分から動いて何かを勝ち取ろうとはしない。
ただ、1人で、独り言を呟きながらそこにとどまり、
奇妙な行動をし、面に寂しさを漂わせるだけだ。

金城武の初期の演技では、その冷めた静かな表情が
ウォン・カーウァイのめまぐるしい手持ちカメラの画面と融けあって、
まさにその所を得たように、今の時代の物語を造出する。
「この世に期限のないものがあるのだろうか」という金城武のセリフは、
今も記憶に残っている。

孤独
「天使の涙」で金城武は、子どものとき期限切れのパイナップルの缶詰を食べて
言葉が話せなくなった人間を演じた。
彼はボディーランゲージによって、1人の唖者の世界を見せてくれた。
画面に現われない声から、我々は、他人と心を通じ合わせたいという
切実な彼の欲求を深く感じ取ることができる。

「恋する惑星」と比べ、「天使の涙」の金城はもっと大らかで、
言葉を失ったことも彼の内面の活発さを少しも損なっていない。
彼は黙って自分をアピールしながら、自分の世界を造り上げていく。
「天使の涙」の金城は、どのようにしたら目にこめられた思いを表現できるか、
さらに深く理解し、自分の心の動きをまなざしで表現する。
このことそのものが1つの才能である。    (続く)


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BBS   17:15
10月26日(日)
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