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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「向左走、向右走」北京プレミア&アンディ・ラウ、ウクライナへ
18日の午前、北京でプレミアが行なわれましたね。
その数日前に内輪の試写会もあったそうですが、映画の評判は上々だったとのこと。
この日の試写でも、ロマンチックな中にユーモアもある、
良い作品と好評を得たということです。
先にプレミアのあったアンディ・ラウとトー監督の「大塊頭〜」(香港でヒット中)と比べて、
こちらのほうが明らかに評判の良いことについて、
昨日ジジと共に出席したワイ・カーファイは、香港と内地の文化的な差だろうと言っています。
そういえば、日本で今公開中で大好評の「無間道(インファナル・アフェア)」も
大陸ではそうでもなかったというニュースをちらっと見た記憶も……(不確か)。
その会見の様子が50分(!)ぐらいの
動画で見られますが、
やっぱり武は出席できず、ビデオでちょっとだけご挨拶。
それを見たくて15分待ちましたが、これはウクライナではなくて、
台湾の記者会見のときに撮ったみたいですね〜(服装・髪型と背景から)。
ジジの話は今まで話したこととほとんど変わらないけれど、
武について、撮影は別々だったけれど、いつも彼の演技を見に行っていて、
あまり演技が自然なので、彼の私生活を盗み見しているような感じがした、
と言っていたそうです。
ワイ・カーファイは、武は「パラダイス!」のときに比べ
非常に演技がよくなっている、一番の進歩は、表現が非常にきめ細かくなったこと、
と語りました。
香港プレミアにも来ていたワーナーの責任者の女性は
中国語、ペラペラなんですね。
中国語ですが、北京での司会やあちらの人の話のほうが聞き取りやすい。
授業で聞いているのと似てるからなんですよね〜
う〜ん、私は台湾なまりの武の中国語のほうこそ聞き取りたいのに……
脇に2人控えているのは、多分向こうの配給会社の人たちで、
あちらには中影と華影という2大映画会社があって、
話題作「向左走、向右走」はどこが配給権を取るかはかねて注目されていたわけですが、
無駄に争うより、一緒にやったほうが双方利益は大きいということで、
今回、共同配給になったという事情が、大分前の新聞に出ていました。
映画を見た記者の作品評を。
(白くしたところあります。公開が決まったから、ネタバレはできるだけ避けますね)
「これは近年まれに見る感動的な文芸映画である。
ワーナーの中国語映画第1弾≠フプレッシャーにも負けることなく、
高いクォリティーを見せてくれた。
映画はジミーの原作のエッセンスを大切にしながら、
同時に胡医師と小紅のストーリーを触媒として、映画に活力を与えている。
大げさな悲嘆と離別はないにもかかわらず、涙を誘う。
脚本・監督は全編のムードをあるポーランドの恋愛詩で統一し、
一編の愛のおとぎばなしに仕上げた。
また、キーポイントとなるシーンでは、宋の詩人、李之儀の「ト算子」を引用して感情を高める。
そこにバイオリンの心を揺り動かす音色がかぶさり、
かつて愛を夢見た経験のある人なら、誰でも鼻がツンとする思いを味わうだろう。
その他、金城武とジジ・リョンについては良い演技だ≠ニいう表現はできない。
2人ともジミーの原作の人物に生き写しであり、
我々と非常に近しくも、また非常に遠くも感じさせると言えるのみである」
(楊勁松/京華時報)
中国の人の方が、ものの見方が素直(いい意味)なのかも知れませんね。
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一方、既報の通り、アンディが昨日、ウクライナに向けて出発。
撮影するのはアクションシーン1シーンだけですが、
そのために15日間滞在するとのこと。
向こうはもう雪が降っているとかで、寒さに弱いアンディは、すごい大荷物で
飛行機の制限重量をオーバーし、追加料金を払って搭乗したそうです。
何でも、寒いと鼻水が止まらなくなるのだとか。
チャン・イーモウを高く評価するアンディの熱の入れ方も相当なようで、
涙の出るような剣術の訓練を積み重ねていたようです。
武の訓練風景は例によって公開されませんでしたから、
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10月19日(日)
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