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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■雑誌「Milk」のインタビュー・1●ウクライナでの誕生日・2
雑誌「Milk」のインタビュー・1 3:40
ちょっと眠れなくて、香港の雑誌「Milk」のインタビューを――
「左右」公開前のもので、もうどちらかで翻訳がされていたかもしれませんが、
私は今頃になってようやく読めたので、自分のためにアップしておきます。
2回に分けて。
(MはMilk誌、Tは武の略)
**********
「縁」とは非常に面白いものだ。
彼女とめぐりあう? 彼と会えない?
すべて「縁」のなせるわざである。
この「縁」をテーマにした映画「向左走、向右走」の2人の主役、
金城武とジジ・リョンは異口同音にこう言う。
1999年の映画「心動」の後、再び共演できたのは「縁」のおかげだと。
「縁」はあなたをこの映画と出会わせ、感動させてくれるだろうか?
再び映画の縁
M もう2年間も香港映画に出ていなかったあなたが、
「向左走、向右走」の出演を承諾したのは、どんなところに惹かれたからですか?
T 監督の方々からのオファーはずっとありました。
今回「向左走、向右走」に出演したのは、特別な理由はないんです。
ただ、ぼくが初めて出た映画がジョニー・トーとワイ・カーファイの作品だったので、
またいつか一緒に仕事ができたらと思っていました。
それに、ジミーの絵本に惹かれたということもありますし、
また映画化の脚本もとても良かった。
あるいはワーナーの中国語映画第1作ということで、みんなすごく真剣だったので、
その仕事の一員になりたいということもありましたね。
M 「心動」に続き、この「向左走、向右走」で再びジジ・リョンと組んだ感想は?
でも、一緒の場面は少ないんですよね、それは残念ですか?
T すごく良かったですよ。彼女はどんどん演技が上手くなっているし、
他の面でもすごく良かった。以前に比べて確実に大きく進歩しています。
それに、また共演して、互いに前よりもっとよく理解しあえたから、
仕事がやりやすいし、楽しかった。
ストーリー上、ぼくたちが一緒のシーンはとても少ないんですけど、残念だとは思わない。
2人一緒の演技がなくとも、事実上、どのシーンでもぼくたちは顔を合わせていたから、
交流の機会もすごく多かったので。
M ジジの演技がすごく進歩したと?
T 進歩はもちろんしているし、事実、ジジの演技はずっと良かったです。
ただ、「向左走、向右走」のストーリーと登場人物は、「心動」とは違うから、
演技のしかたも違ってくる。だから比べて言うのは難しいです。
でも、歌はすごくよくなったと思いましたよ。
最初、この映画の主題歌を聞いたとき、ぼくは映画会社のスタッフに、
えっ、これ、誰が歌ってるのって聞いちゃいました。彼女だとは全然わからなくって。
ほんとに上手いですね。
困惑
M なぜ、この映画の主題歌や挿入歌を歌うのに名乗りをあげなかったんですか?
T 実は何年も前、ずっと迷っていたんです。
いったいぼくは歌手なのか、俳優なのかとずっと自問してました。
その答えは僕自身もわからないから、観客や歌のファンはもっとわからないだろうと思う。
おまけに、この間、映画出演の機会が割に多く、
だから、まず演技の仕事をしっかりやりたいと考えました。
音楽をしばらく休めば、演技にもっと専念することができ、
それは観客にとってもいいことだと思います。
M 映画ファンはあなたとジジを映画界の金童玉女(美男美女のゴールデンコンビ)と
言っていますが、そう思いますか?
T ぼく個人は、そうかどうかわからないし、そういう風な考え方もしたことがないです。
共演して、人がぼく達を金童玉女と思うのは、映画ファンの側の発想ですからね。
でもそう思われるのは、とてもうれしいですね(笑)。
M 「向左走、向右走」はもともと夏休み時期の上映予定でした。
しかし、ポストプロダクションに時間がかかって、
上映時期が中秋節のシーズンまで延びてしまったわけですが、
これは吉でしょうか、凶でしょうか?
T いいか悪いかですか? ぼくもわかりません。
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10月13日(月)
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