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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■シンガポールでの記者会見(向左走、向右走)●武の広東語(ジジの話)●海外「リターナー」評(モントリオール&香港観客)
シンガポールでの記者会見(向左走、向右走) 00:51

午前10時、記者会見の席で、金城武は、
撮影で一番大変だったのは、ジジとはずっと別々の状況にありながら、
互いに以心伝心で、相手に合わせた共鳴しあうような
演技をしなければならなかったことだと語った。

「毎日、ぼくたちは同じ所で撮影するんだけど、一緒にはならない。
相手を見ずに、相手に合わせた演技をするのは難しかったです」

その次はバイオリンだ。バイオリンを弾かねばならないのには、
この日本とアジア各国で大人気のスターも困り果てたという。彼は全然弾けないのだ!

「バイオリンのシーンでそれらしさを出すのは、非常に大変でした」と、彼は言う。
「あまり習う時間がなくて、ほんの何時間かやっただけ。
映画の中で自分で弾く曲を覚えるのに専念しました。
実際、重要なのはバイオリンの持つ風格をとらえること。
もし指が動かなければ、その雰囲気も十分とらえられないし、
監督は簡単すぎる曲はだめだと難しい曲を選ぶし」

(ジジもポーランド語が大変だったという話をはさみ、)

2人は会見の席上、互いを大いに持ち上げあった。
金城武は、ジジとは3年間共演がないのを感じさせない親しさで、
ジジを大変ほめていわく、「綺麗になったし、大人になったし、
歌もどんどんうまくなってる。演技も上手」

それを聞いてジジはわざと、「自分のことを話してるの? 
ハンサムだし、見た目も演技も大人になったし、
よく話すようになったし。オフではほんとにおしゃべり」

ジジは、自分は「縁」を信じると言う。
人と人がめぐりあうのは縁があるからであり、得られないものは無理に求めない、
自然に行きたいと。
横で武もうなずいて言った。「ぼくも同じです」
(中国報より抜粋 2003.8.28)

このあとは、新明報と同じ、ファンの話。
そしてこの映画にシンガポールから参加した俳優・陳之財(写真右の人)の演技を
ワーナーのトップのおえらいさんが激賞した話。
陳之財の役柄が書いてありますが、話がどんどん見えてきてしまうので省きます。


武の広東語(ジジの話)  01:48

27日、マレーシアでプロモしたジジの談話から――

再び金城武と共演し、2人はいつもおしゃべりをしていたとジジは言う。
ジジが武にアフリカ旅行を勧めれば、武は南極旅行の話を聞かせるという具合。
「向左走、向右走」は全編、広東語で撮影され、
あとで北京語のアフレコが行なわれた。
武の広東語はあまり上手でないそうですが? と質問され、ジジは思わず笑い出した。
「とっても上手です。数年会わなかったけれど、彼の広東語力は全然衰えてませんでした」
それでも、撮影時のおかしな話を暴露するのを忘れなかった。
「彼は私にと言うつもりで、
と言っちゃったの」
聞いて、みんなどっと笑った。
(星洲日報より抜き書き 2003.8.27)

除と娶は音は同じcheuiですが、声調が違うんですね。


海外「リターナー」評(モントリオール&香港観客) 23:15

2ちゃんねるで紹介してくれていたモントリオールの映画祭
Fantasiaのサイトと、関連の個人サイトに載っていた
「リターナー」評が面白そうだったので、試訳。

(公式サイトのレビュー)
「E.T.」と「ターミネーター」と「インディペンデンス・デイ」と
「ミッション・インポッシブル2」と「マトリックス」のミックスに
メロドラマ的要素を振りかけた「リターナー」は新しいタイプの日本映画だ。
日本の映画館を支配するハリウッド大作に対抗する目的で作られた、
ストレートな商業的超大作である。
このような映画は日本映画の専門分野ではなかったから、
「リターナー」は新時代の到来を示すものだ。
今、自国の映画が生き延びるためには、インタナショナリズムの悪影響の中で
自身の文化のアイデンティティを失わずに、
多くの観客を獲得しなければならない。それに、この空想アクション映画は挑戦した。
てらいなく、見る者の知性をおとしめることなく面白い。

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08月29日(金)
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