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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■鄭成功役、最適任は金城武(聯合報)●香港版「マリ・クレール」8月号・1
一昨日のニュースですが、一応内容をまとめてご紹介します。
(7月29日の聯合報より)

台湾政府が10億台湾ドルというお金を出して、
アン・リー監督に「鄭成功(ていせいこう)伝」を撮らせ、
中国の「英雄」の向こうを張ろうという意向を持っていると、ニュースで流れたために、
ネット上では議論沸騰だとのこと。
そもそもこの企画の実現性自体疑問だという人もある一方で、
自分なりのキャスティングをもう始めてる人もありという様子。
衆目の一致するところ、主役の最適任者は金城武です。

「国姓爺(こくせんや)」鄭成功の物語は昔から人気の題材で、
ホウ・シャオシェン監督が1994年に映画化をもくろみ、
大陸の作家、鐘阿城に台湾に来て脚本を書くよう依頼したことがあるし、
2000年には王童監督が何度も東京を訪れ、日本の映画会社と交渉したけれど、
結局まとまらなかった経緯もあります。
ひとり大陸の監督呉子牛のみが「鄭成功伝」を撮りあげて、2001年に上映され、
日本でも「ラベンダー」を上映した池袋のシネ・リーブルで
昨年末でしたか、公開されています。

しかし、問題は多く、こういうよく知られた話ですから、
脚本が本当によくないとすぐ批判が出るだろうし、
それに台湾には時代劇のロケにふさわしいところがないため、大陸での撮影になる。
そうなると、「台湾政府が金を出して、どうして大陸に儲けさせるんだ?」
というような騒ぎが起こるのは必定。
そんなことから、映画化はかなり難しいと言う声も上がっていて、
「アン・リーが賢いなら、絶対この話は受けない」とも。
さらに、「『英雄』はそんな出来がいいわけではない、
『英雄』を越えたからいい作品だなんてことは言えない」
という冷めた意見も出ているそうです。

日中混血の金城武は、ネット上で最適任と考えられていますが、
実は2年半前にも王童監督が金城武をこの役に希望していたんです。
新聞にも大きくとりあげられていたし、日中米合作で、ショーン・コネリーに交渉中だとか、
その後、ジョン・ローンが鄭成功役を熱望しているとか、いろいろありました。
王童の考えでは、金城武は日中の混血で鄭成功と同じということだけでなく、
年齢的にもぴったりで、唯一無二の人選だということだったのですが、
いつのまにか立ち消えになったようでした。
台湾政府……というのが事実かどうか? 
それによっては面白い話になるかも、ですね。

ところで、ホームページも一向に変わらない「向左走〜」ですが、
今、第3弾のポスター製作が進んでいるとのこと、
水面下で着々と準備は進行しているようです。
香港は9月11日、台湾は9月26日公開。
上海が、まだはっきりした情報が出ていません。


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BBS

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香港版「マリ・クレール」8月号・1 - 扉の見開き2ページに、表紙と同じシーンの2人の写真、
続いてジジのインタビューが4ページ、武が3ページ。
メインの写真はりんご日報で紹介された通りだけど、
大きな雑誌写真は、やっぱりゴージャス感あふれてます。
武の部分だけ、区切りごとに――

(扉ページのリード)
私達は縁を信じる
我々は一体どのような感情世界に生きているのだろうか?
縁の存在を信じ、ベストパートナーを探し続け、いつも幸せを夢見る。
でもやっぱり、真実はなんだろうと疑いを抱きながら。
ジジ・リョンが金城武と出逢うとき、
まるで別々な場所で暮らしてきた男女が引き合わされたかのように思える。
同じ話題が振られるても、それぞれ違う態度、違うものの見方に変わる。
彼女は口数多く、仔細に語り、まじめでもある。
彼はよく笑う。笑い声は多いが、答えは数少なだ。

(初めにジジへのインタビューが来ます……今回割愛)

金城武
こちらはむとんちゃくで、大小硬軟さまざまな記者の質問を軽やかにいなす金城武。
その答えはいつも短い。
語られるはずだった言葉は、くちびるが動くまに、

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07月31日(木)
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