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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■シチズン@読売新聞●「太平輪」絵コンテ(更新)
作中に難民の描写や、国民党上層部の豪奢なパーティーのシーンがある。
細部では、夫人靴のクローズアップもあり、
壮大なシーンと細やかな細部を持つ大作であることがわかる。
戦争シーンはあるとはいえ、映画の重点は、
やはり不安定な社会における人間関係にあることは言っておくべきだろう。
スケッチには、例えば「生きようとあがく、人間の悲劇、ぶざまだ」
「不運続きの人生」といった文字があちこちで見られ、
悲惨さも少なくないに違いない。
背景はよく知られた事件・中国版「タイタニック」
「太平輪」の物語は、歴史的事実に基づいている。
太平輪は中聯輪船公司の豪華貨物船であったが、
1949年1月27日、上海から基隆に向かう途中、
積載量が多すぎたことと、夜間に無灯火であったために衝突して沈没、
乗客の1000人近い地方の有力者や上流社会人、難民が遭難した。
この沈没事件の後が、太平輪は中国のタイタニック≠ニ呼ばれた。
また、当時中聯輪船公司を経営していた蔡天鐸こそ、
今台湾で人気の司会者、蔡康永の父である。
早く、2008年ににジョン・ウーは太平輪事件の映画化を考えていた。
出資者の変更、タイトルおよび出演者の度重なる変更の後、
正式にタイトルと主演者が決定した「太平輪」は、
ついに今週、正式にクランクインする。
(騰迅娯楽 2013.7.4)
BBS ネタバレDiary 10:30
07月04日(木)
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