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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■金城武・大人の魅力(テレビ番組・中天新聞)
北京語と広東語のアルバムを10枚出した金城武ですが、
デビュー時はアイドル歌手としてでした。
そしてジミー・リン、ニッキー・ウー、スー・ヨウポンと共に
「台湾四小天王」と並び称されました。
しかし、彼はその枠に押しとどめられることなく、
変身を試み始め、創作の道を歩むのです。

(「多苦都願意」のMV)

彼は作詞作曲をどんどん進めて行きました。
陳昇やジジ・リョンまでもが彼の歌を歌っています。
音楽を愛し、成果もなかなかのものだったのですが、
しかし彼の芸能人生を真に変えたのは映画でした。

(「恋する惑星」の場面)

1994年、金城武はウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」に
若い警官役でブリジット・リンと共演しました。
その清新な演技で、このスクリーンの期待の新鋭は、
あっというまに代表作をもつことになったのです。

(「天使の涙」の場面)

2年後、彼は再びウォン・カーウァイの映画に出演し、
演技への興味をしだいに高めていきます。
台湾と香港の市場を攻め落とし、人気絶頂になると、
なんと決然として日本へと進出をしました。
そして、こののち、違った芸能人生を歩むことになります。

(「神様、もう少しだけ」のシーン)

言語の壁なく、金城武は中山美穂や黒木瞳といった
日本の第一線クラスの女優と共演、日本の芸能界での地位を固めます。
また、日本に居住するようになりましたが、
中国語のマーケットは決して手放しませんでした。

(「LOVERS」のシーン)
(「投名状(ウォーロード)」のシーン)

平均して1年に1、2本、映画出演する金城武は大変評判を気にします。
脚本については、選択は一層厳しいものです。

ピーター・チャン なぜなら彼はオファーを全部断っているからですよ。

――断るっていうのは……

ピーター 断らなかったものがないんです。
誰がオファーしても、大勢の監督をみんな断ってる。

武 ぼく以外の人はみんな、なんで出ないんだって言うんです。
どうしたんだって。
ぼくは、いや、そうじゃないよって、
ちゃんとできるかどうかわからないと考えちゃうんですよ。
でも、彼(ピーター)はとても我慢強くて、ずうっと説得してくる。何度も何度も。
もちろん申し訳ないと思ってるんですよ。

(「如果・愛(ウィンター・ソング)」のシーン)

20年近く演じ続けてきましたが、ここ数年になって、
彼は演技力がついたという人がどんどん多くなりました。
しかし、ひょっとしてあまりにクールで美しい外見が輝きを隠してしまうせいなのか、
なかなかその演技は賞の審査員の眼鏡にかなわず、触れてさえもらえません。
ところがCM出演作の方は、しょっちゅうファンを驚かせています。

(パナソニックのCM)

今、金城武はアジアの3大エンタテイメント圏を股にかけ、
華人スターの中でも数少ない集客力を持つ天王巨星です。
台湾でスタートし、香港で頭角を現し、日本で世界に打って出ました。
彼は自然であることを固く守り、自由に生き、しかし神秘さを保ち続けたことで、
初めて独特の魅力と風格を創り上げたのです。(終わり)


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07月01日(月)
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