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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■写真次々(武侠)●「武侠」の主題歌
主題歌については、ピーター・チャンは民族風なものにはしたくなかったし、
あまりに伝統的な感じはもっと望まなかった。

「5日間ぐらいして、ドウ・ウェイがサンプルを送ってきた。
一遍聞いて、本当に驚いた。2回聞いたら、大好きになり、面白いと思った。
ぼくが想像していたのとは違って、一種意表を突く、うれしい驚きだったね。
ロックでお経を歌にして唱えている感じが少しして、映画のイメージにぴったりだった。
口数は少ないが、彼は仕事は真剣で、ぼくらにくれたサンプルは、ただ歌であるだけでなく、
映像の1つ1つにうまくあてはめてくれていた」

録音のとき、スタッフが、もう少し歯切れ良くしましょうかと提案すると、ドウ・ウェイは笑って、
これはもう、ここ数年の彼の作品の中でも一番暴力的≠ネやつだからと、言った。
ドウ・ウェイは映画の主題歌を書いたことはない。
「武侠」はいわば前代未聞の出来事だ。
スケジュールが前倒しになったために、創作のための時間がきわめて厳しくなり、
ドウ・ウェイにとっては少し残念だったのは、もし、映画全体の音楽を書くことができたら、
もっと完全なものに近付けられたのに、ということだった。
また、荷受≠ノ際しては要求がきわめて高いピーター・チャンも、
前代未聞の一発OK≠セったのである。

ピーター・チャンはこう言っている。
「実は、ドウ・ウェイにこんな短い時間しか与えないで、歌を書かせるなんて、
ひどく無礼なことだよ。彼がこんなサプライズをくれるなんて思わなかった。
ものすごく感謝している。『武侠』のロックの夢が実現したのだから」
(新浪娯楽 2011.6.17)


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06月18日(土)
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