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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■カンヌ・プレミア、台湾の記事●カンヌの旅・全記録●四川語について、もう少し●どさくさまぎれに
「監督が何かをくれなければ、ぼくが別のものを出せるわけがないです」と言った。
彼が「投名状」に不満足だったとピーター・チャンが思っていたのに驚き、
不満足だったのは、凌遅の刑のシーンの撮影はとても大変だったのに、
最後に全部カットされたことだけだと説明した。 (後略)
(聯合報 2011.5.17)
で、葛福鴻さん招待については……
(前略)「武侠」は13日夜、カンヌでプレミア上映され、高く評価された。
金城武は、「ピーター・チャンはやりたかったことをやりとげました」と言った。
2人は3回一緒に仕事をしており、良い関係を築いている。
だが、金城武には恨みがある。
彼は「投名状」で非常に苦労して凌遅の刑のシーンを撮影したのだが、なんとカットされたのだ。
金城武は言う。
「監督に言ったんですよ、次のときは、カットするなら撮影しないでね、と」
ピーター・チャンは、金城武がマネジャーの葛福鴻をカンヌでの「武侠」鑑賞に誘ったのは、
結果に満足しているからに違いない、と打ち明けたが、
金城武は、笑って言った。
「軽い気持ちで言ったんですよ、礼儀で言ったら、本当に来ちゃった」 (後略)
(台湾りんご日報 2011.5.17)
どのみち冗談でしょうが、「投名状」を見てピーターに言った言葉は、
この記事のニュアンスが多分近いのでしょうね。
●カンヌの旅・全記録 10:50
昨夜見たときは、真っ黒で見られないと思ったのですが、アップされていると赤壁戦記さんにあったので、
見て保存しました。
「LOVERS」のときに、メロメロさんが、宣伝の旅全過程と、カンヌのプロモを
それぞれメディアにまとめてくださって、それが素敵なBGMもついているものですから、
製作の噂のころからずうっとこの映画を追い続けた記憶がドーッとあふれてきて、
まるで自分が経験したことのように、涙が出るほど感激したものでした。
その動画は今も宝物です。
今回は、カンヌで初めて映画の情報が出てきたと言えるので、「LOVERS」ほどではないものの、
こうしてまとめてあると、感動しますね。
金城さん、今回も、マイペースで、でも楽しそうなのでよかったなと思います。
(クルーザーでのパーティー、「わあ、ハリウッド映画みたい!」とか思ってたんじゃないかな?)
●四川語の演技について、もう少し…… 22:00
拾います。
(前略)金城武演じる探偵は、他の登場人物と違って、四川言葉を話す。
その理由を問われて、金城武はこう答えた。
「撮影に入ったばかりのとき、自分が何をすべきか、全然わかりませんでした。
この役はいったいどんな役なのかわからなかったんです。
最初の1週間は、北京語で話していて、どうしてもつかめない状態でした。
その後、あるスタッフが四川方言で話しているのを聞いて、とても可愛いと思ったのです。
そこで、監督に方言を使いたいと言いました。
その結果、試してみたらすごくよく合っていて、しかも映画の感覚がつかめた気がしました」
監督が言葉を添える。
「この役は、金城武が金城武でないことを要求するんです。
必要なのは北野武だ。金城武はハンサムすぎて、
そのため、ときどき役の感じに合わないことがありました」
金城武はさらにこう言葉を継いだ。
「監督があの頃、ぼくに参考にさせたのは、北野武だけでなく、
チャウ・シンチーとか、そういう人たちでしたよ」
ピーター・チャンは「みんな顔のまずい連中だ」とおどけて言った。
「武侠」は雲南で撮影し、金城武が話すのは四川語である。
ある記者の、この2つの土地に何か特別な思いがあるのかとたずねると、彼はこう答えた。
「雲南は、ぼくらが撮影していたところですね。
四川は、飛行機を乗り換える場所です」 (後略)
(電影網 2011.5.14)
彼の四川語の出来栄えについては、いろんな評があって、すごくいい、というのもあれば、
ほんとの四川語とは違うというのもあり、その真偽は判断できませんが……
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05月21日(土)
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