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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■カンヌ到着写真、続々●公開日確定●ネットで生中継●中国時報●四川語の話(成都商報)
予告編の最後で、この四川語の台詞が疑問を提示し、映画にサスペンスをもたらす。
ネットユーザーの賞賛
この予告編がカンヌで公開されると、2日間で国内の各大手メディアサイトにも、
ものすごい勢いで転載された。
なかで、最も新鮮だったのが、名探偵コナンが乗り移った警官、徐百九(金城武)の話す四川語だ。
見終わったファンは、掲示板をあちこち駆け回って知らせ合わずにいられない。
「金城武は四川語を話せるの? すごい! 感激した!」
また「金城武が四川語を話すのを聞いて、うっとりしてしまった」と誉める者もいる。
ただ、予告編全体では、実は3回しか、四川語を話していない。
最後の「劉金喜、あんたは一体何者だ?」の他、
事件を分析している時、名探偵コナンのように言う独り言、
「身に寸鉄を帯びぬ神職人が、どのようにして長年武力を磨いてきた閻東生(イエンドンション)を倒したのか」、
もう1回は、ドニー・イェン演じる劉金喜に向かって、
閻東生を殺した過程を再現するよう、尋ねるときである。
「あの日、閻東生をどんなふうに抱えたんだ」
昨日、「武侠」の宣伝責任者、陸氏は本紙記者の取材に答えて、
映画全篇を通じて、金城武の台詞は全て四川方言だと語った。
「すべて彼自身が話している。吹き替えではない。
明日(13日)、カンヌで初上映をしますよ」
映画会社は明かす
なぜ金城武は四川語を話すのか?
予告編のネット公開さ後、ある映画ファンが疑問を述べた。
「去年の『譲子弾飛』も四川語で、今また『武侠』も四川語。
そういえば、以前は映画で広東語を話すのが流行ったことがある。
これからは四川語を話すのが流行になるのだろうか?」
ここで、陸氏には別の説明がある。
「最初は彼は四川語を話してはいなかった。そうすることにしたのは、彼自身の提案だ」
陸氏の説明では、金城武がある日、何度も演じてみた後、突然監督のピーター・チャンに、
四川語で演じてみてはいけないでしょうか、と尋ねたという。
「彼は、四川語の語調はとてもユニークだと、かなり抑揚があると感じていた」
ピーター・チャンはこの突然のインスピレーションに、少しばかりくらくらとした。
というのは、そのとき金城武の出番は既に1週間、撮影が済んでしまっていたからである。
最初から四川語で話すようにすると言うことは、1週間分の撮影済み分を捨てるということだ。
だが、俳優に創作への強い思いがあるなら、ピーター・チャンはやはりためらわず、それに合わせる。
「ちょうど、あるスタッフが四川の人間だったので、金城武に教えてやってもらった。
彼は毎日ものすごく真剣に習った。映画の中の四川語は、全て彼自身が話している」
アンドリュー・ラウは内部試写を見終わって、金城武に対する目を新たにした。
「四川語が彼の気質をすっかり変えてしまった。彼だとは全然わからなかったよ。
今回の金城武は全然金城武らしくない」
1000万元近くプロモーションに投入
インタビュー中、記者は、映画祭開幕わずか1日で、
「武侠」の海外版権がほとんど売れてしまったことを知った。
フランスの配給権はTFIが端早くに取得している。
開幕後、アメリカのThe Weinstein Companyが、フランスとアジアを除く全世界の配給権を購入した。
Weinstein社の責任者は、「武侠」は北米市場で有望で、
今年後半には北米の全てのチェーンで上映できるよう推していくと語っている。
この待遇を中国語映画が受けるのは、「LOVERS」以来である。
また、陸氏は、海外版権の宣伝の必要に合わせて、中国語映画としては前代未聞の促進活動を行い、
カンヌでの広告だけで、現在1000万近くの予算を投入しているとも、明かした。
(成都商報 2011.5.13)
今日はもう時間切れ。私たちも明日に備えて寝ましょう。
BBS ネタバレDiary 0:45
05月13日(金)
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