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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■カンヌ版ポスター(武侠)●スチール次々●李小冉インタビュー
恥辱とはいえないんですけど、でも、父親の心はおそらくそれが受け止められなかったんですね。
金城さんが演じる人物の性格が、私から父親を奪うことになった、
それで私はずっと彼を許すことができないでいるんです。

――あなたは劇中で金城武の前妻ですが、離婚後は彼の仕事をずっと支えて、
お金を出したり力添えをしたりする。
もし、そういうことが実際に自分の身に起こったら、進んでそうしますか?

李 そういう経験はありません。
これは脚本家がいて、こういうストーリーを書いたのであって、
人生の物語は1人1人自分が脚本家にならなくてはなりません。

監督は心を静かにさせてくれる
素顔も平気

――ピーター・チャン監督と仕事して、どんな収穫がありましたか?
他の監督と違うところはありますか?

李 彼はあまり俳優の演技を縛りません。
多分、その人のある要所でちょっと指摘をしてくれるんです。
彼と仕事ができて、とても嬉しいですよ。
現場にいるときは本当に静かな気持ちでいられます。
彼が私たちに空間を与えて、静かになれるようにしてくれます。

――劇中素顔での撮影は、苦労しましたか?

李 かなり早い頃に、ピーター・チャン監督と会いました。
私はいつもメイクをしないのですが、会ったとき、彼は、それをいいなと思ったそうです。
第1回のメイクテストのとき、撮影チームはもう雲南に行っていました。
それで私は北京でメイクテストをして写真を雲南に送ったのです。
返事は、もう少し薄くできないかというものでした。
私はメイクは大嫌いですから、以前出演した「春暖花開」という作品でもメイクはしませんでした。
今回の映画に関しては、時代劇だから、髪型に合わせて、やはり少しメイクした方がいいだろうと、
そのときは考えいていましたが、
写真を送るたびに、監督はずっと、もう少し薄く、もう少し薄く、と言ってきました。

その後、雲南について、現場でもう一度メイクを試し、監督と相談しました。
いざ撮影現場に行ったときは、大体今日のような天気で、今の光の具合とほぼ同じで、
いずれにせよ、ノーメイクだったんです。
監督はメークさんを呼んでこう言いました、「ぼくは彼女のこの状態がすごく好きだ、とても誠実な感じだ、
これで問題ないと思う、非常にいい」と。
ですから、みなさんがご覧になる映画では本当に全然メイクをしていないんです。
髪型をととのえているだけです。

(以下、カンヌ行きと取材の話なので省略)
(騰尋娯楽 2011.5.10)


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05月10日(火)
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