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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「十面埋伏 Lovers」10日後に完成。プレミアは?
感銘を覚えるような飾り付けをしますよ。そう言っておきます」
張偉平はようやく抑制を解いてこう言った。
「『十面埋伏』の牡丹坊をそっくり運び込むんです」
――1万人以上収容できるところといったら体育館ですよね。
首都体育館ですか、工人体育館ですか?
「工人体育館です」
張偉平は言う。
工人体育館は、歌手のコンサートや大型のスポーツ競技会を、
何度となく開催してきた場所だが、
1本の映画が、ここをプレミア式典のメイン会場とするのは、
今回が初めてであり、非常に有意義なことだと。
――『十面埋伏』のプレミア式典は『英雄』を遥かに超えるとおっしゃいましたが、
どういった面においてですか?
「式典は我々新画面公司と央視映画チャンネルの共催で、央視が実況中継をします。
また、千以上の国内外のマスコミも報道します。
『英雄』のときは700余りでした」
「なぜチャン・イーモウ監督に、式典のアート面の総監督を依頼したのか」
という記者の質問に答え、張偉平はこう語った。
「『十面埋伏』の監督がチャン・イーモウであることは皆知っています。
式典は『十面埋伏』がテーマですから、
チャン・イーモウがこの催しの要の人物であるのは理の当然です。
チャン・イーモウよりも『十面埋伏』を理解している者はいないし、
彼よりもこの映画を深く感じ取ることのできる者もいません。
だからこの式典も、彼なら誰よりも正確に把握できるでしょう」
――芸術総監督として、チャン・イーモウは具体的にどんな責任を負うのですか?
「全面的にコントロールし、マクロの把握と、ミクロの指導を行ないます」
――チャン・イーモウは確かにトップの大監督ですが、
式典については有能というわけではないように思いますが。
「それは間違ってますよ」
張偉平はちょっと気色ばんで言った。
「チャン・イーモウは、いつだって奇跡を生み出すことの出来る人間です。
オリンピック誘致フィルム、万博誘致フィルムは言うまでもないし、
彼が演出したオペラ『トゥーランドット』やバレエ『紅い大灯篭を高く掲げて』、
それに実景をそのままステージにした、大スケールの舞台劇『印象。劉三姐』、
天壇祈年殿の『中国印』除幕パーティー、
どれをとっても人の意表を突き、絶賛されましたよ」
プレミア式典に出演するゲストの人選についてはこう言う。
主催者は「世界的に影響力があり、知名度の高い傑出した中国人歌手で、
同時に中国語映画の国際進出に助力したいと心から思っている優れた芸能人に
出演を要請し、『十面埋伏』という映画を津々浦々まで浸透させる」ことに
重点を置いて考えている――と。
――それなら、どんな人がその資格を満たすと考えていますか?
今人気絶頂のジェイ・チョウ、朴樹、韓紅などは、
もう主催者側は選んでいるのですか?
張偉平はイエスともノーとも言わなかった。
しかしそのミステリアスな目と、本当は言いたくてたまらない表情が、
記者の推測の正しさを裏付けていた。
――中国人歌手以外で、『十面埋伏』の主題歌を歌う
国際的な大歌手キャスリーン・バトルに依頼する考えはなかったのですか?
「考えましたよ。で、連絡をとって、調整しているところです。
私は彼女の歌が大好きなので。特に『十面埋伏』での誰でも忘れられない歌声がね」
張偉平はしばらく口をつぐんでいた。
キャスリーン・バトルの妙なる歌声に浸っていたというよりは、
「十面埋伏」プレミアがかきたてる憧れの内にいると言った方がよいだろう。
人が没頭している様は、他人の気持ちをも引き込むものである。
(北京青年報 2004.4.5)
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04月06日(火)
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