ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6278019hit]

■台湾記者会見●トー監督の評価
そこで何人も検討したが、候補の女優達の私生活が芳しくないので、
役のイメージに合わず、却下。
ジジ・リョンは清新なイメージの持ち主であるのに加えて努力家であるということで、
最終的にヒロインに決まったのだった。

「向左走、向右走」は全体にセリフが少なく、俳優のボディーランゲージにより、
言葉に表れない感情の動きを表現することが中心となる。
これについては、ジョニー・トーとワイ・カーファイの2人の監督は
金城武、ジジ・リョンの演技に大いに満足している。

特に金城武の演技だ。彼は才能がありながら不遇のバイオリニストを演じているが、
役に真実味を与えるため、撮影前、台湾で特別にバイオリニストについて、
集中レッスンを受けた。
もともと音楽の基礎があり、ギターも弾ける彼は、教師の指導の下、
わずか3日の勉強でバイオリンの基本テクニックを把握し、
美しく楽章を奏でることができるようになった。
武も非常に嬉しく思い、ますます練習に熱中するようになったため、
映画の中では自ら多くの曲を演奏することとなった。

音楽の才能ばかりではない、
トー監督は、武の演技を口を極めて賞賛してこう言うのだ。
「金城武は前よりもさらに大人になり、自信をつけ、演技も非常に進歩した。
香港、台湾の芸能界を見渡しても、
彼のようなロマンティックな風格を持った俳優は、ほとんど見つからない」
(中華日報 2003.9.8)


投票所

BBS

09月10日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る