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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■香港修行時代の金城武(再録)
なんと! 香港の大監督2人の覚えますますめでたい金城武なのだ。
当人は現代劇と時代劇、どちらが好きなのだろうか。
「どちらがいいということはありません。
今は、オファーがあることだけで嬉しいですから。
でも、今香港では時代劇は少なくなりましたよね。人気ないんでしょうか」
「どんなタイプの映画をやりたい?」
「どのタイプにもいいのとよくないのとありますからね。
ねえ、でもすごく変なんですよ、
『ワンダーガールズ2(東方三侠2)』には現代の服装もあれば
昔の服装もある、おまけに軍服まで出てくるんです。
いつの時代っていうのがないの。わけわからない」
金城武は「草地状元」「ワンダーガールズ2」「武侠七金剛」に出演しているが、
こういう映画の後は、「天長地久」のようなラブストーリーを
やってみたいなんて思わないだろうか?
「ぼくにできますか? とても残念だけど。
そりゃあ思いますよ、スケールが大きくて感動的なストーリーの
文藝ロマンを演じられたらいいなって。
だけど、今は経験不足だから、多分うまく出来ないと思う。
何年かしたら見てくださいね」
「『武侠七金剛』の撮影は順調だね!
撮影所ではみんな広東語を話しているんでしょう、
大体わかる? 台本は覚えられる?」
武は一瞬ぽかんとすると、吹き出して言った。
「台本なんて、ない。撮影前にこういうふうに演じろと言われるだけ。
『ワンダーガールズ2』も同じでしたけど。
それで、もしセリフが覚えられなかったら北京語で言っちゃう。
監督も北京語はけっこう上手だし、どうしても広東語を覚えなきゃいけないとか、
広東語の口の動きにしなきゃいけないとかないし。
どっちみちあとで吹き替えすればOKだから」
武は「ワンダー…」撮影時、かなりNGを出したと記憶しているが、
あれからずいぶんたって、経験をつみ、進歩したのだろうか?
「NGは多くなかったですよ! ぼくはトー監督が厳しい要求する人だったらどうしよう、
NGばっか出したらどうしようって、ずっと心配だったんですけど、
全然そんなことはなかった。
多分、監督はぼくがお気に召さなくて、どうでもよかったんですよ。
ぼくの演じた若い教祖役が何しゃべったって誰も別に聞いてないんだから、
どう演じてもかまわないと思ってたのかも知れないよね。
本当はね、撮影期間は監督はとても無口なんです。いろいろ言わない。
いつも、ぼくが何通りか演じてみて、監督がその中でいいのを採る、
というようにやっていました。
だから、監督に話したことがあるんです、おかしかったら言ってください、
ぼくも勉強したいですから、って。
そうしたら、監督はにっこりして言ってくれたんです。
『心配いらないよ。この映画は難しくない。君はとてもよくやってるよ』
それですごく気が楽になったんですよ」
今、金城武は香港で、広東語、歌、ダンス、作詞作曲、香港の芸能界に慣れることなど
あらゆる方面での訓練に真剣に取り組んでいる。
一方で、映画撮影と並んで、陳昇のプロデュースによるCDの選曲も始まった。
もちろん、武自身も歌作りをする。
今回も、事務所は武を香港清水湾のある一室に「軟禁」し、2週間創作に専念させて、
年末年始休みの時期になんとか新アルバムを発売したい心積もりだ。
私たちは様々な訓練を経たこの素敵な青年が、
上々の成果をひっさげてくるのを心待ちにしようではないか。
(「蛍幕偶像」1993年末頃?)
BBS
03月07日(金)
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