ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
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■ゆるやかな旅路
昼間、妻の友人が子供を連れて遊びにきました。
といっても、二人とも寝込んでいた状態ですし、部屋は正月から一回も片付けられていないし、掃除機も一回しかかけたことがないという状態です。僕は、それでも一向に気にしないという人なので、そのままでした。

来客のおかげで、居間が片付いてよかったのですが、パパは書斎とは名ばかりの倉庫にずっと閉じ込められてイラつき、ママは人疲れしたようでざらつき、夕方は家庭内に殺伐とした雰囲気が漂っておりました。 でも、定期的に来客がないと、多分我が家は大変なことになってしまうのではないかと・・・・。

『別れてもチュキなひと』を見ながら、

「あーゆー、病弱で細身の女っていいよなー。 でも結婚したら病弱じゃ困るけど」

「ふうーん。やっぱ男の人には、毎日外で働いてもらわないとねー」

「おおう、まかせとけ。 朝飯さえ食わせればバリバリだよーん」

「そんなもん、自分で作りなさいよ」

「俺は働くロボットじゃねーって」

「馬車馬のように働きなさい」

「もっと俺の労働に対する感謝とかいうものはねーのか」

「だって、あんた子供の世話しないじゃない。 お菓子あげてるばっかりでしょう」

「パパ、お菓子あげるだけのひとか?」

「うん、パパはお菓子くれるだけの人」

少しづつ家庭らしさを取り戻しつつあります。 冬から春へ、波を越えながら。

02月23日(日)
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