ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
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■(予備校)本と僕
妻と僕の父は一回だけ会ったことがあって、その時父が妻に残した言葉は
「本に埋もれないようにな」
でした。 そこで僕は、結婚するときには本はたった数冊しか携えていかなかったのです。古書や古本として価値のあるものは、東京のアパートを引き払うときにおおかた処分してしまいましたので、実家の土蔵に眠る本にはさして未練も無かったのです。しかし、最初は新居でカラーボックス一箱に収まっていた慎ましやかな僕の本棚も、その後順調に成長を続けることになります。
書架の重囲などという立派なものではありませんが、我が家でもっとも立派な家具である書架とカラーボックス3つ、巨大なスチールラックが「倉庫兼パパの書斎」の四畳半を圧迫しています。仕事の関係の本が3分の1、アルコール関係が3分の1、そして残りは少女マンガや英語など雑多。これ以上本棚は成長できないので、「買った分と同じ量だけ捨てる」という方針をとらないと住む場所がなくなってしまいます。最近では、あわれにも「買われたのだけれど、一度も読まれることが無く、捨てられていく」という本まで出始めました。
大学生の頃には一日に3冊ぐらいの本を読む優雅な生活だったのに、いまや一冊読み終わるのに3ヶ月かかるのも珍しくない始末です。
長女が小学校に上がる4月までには、この部屋に布団を敷いて僕が寝れるようにしないといけません。
02月13日(木)
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