ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
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■進行性の病気?
政治的なことには立ち入らないことが原則のこのサイトですが、たまにはそんな話も。
来年の国家予算が発表されました。 これを「会社員のオトーサンとパートのお母さん、それに進学中の子供がいる家庭」になぞらえてみましょう。
お父さんの年収は不景気で去年より53万円減って418万円。 お母さんのパート収入も8万円減って85万円。 この503万円が、一家の収入のすべてというわけです。一方支出は、生活費が年190万円(社会保障費)、子供の学費が64万円(文教費)、子供への仕送りが174万円(地方交付)、家のローン(建設国債)と生活費の借金(赤字国債)の返済が毎年168万円。 当然これでは足りないので、新たに借金(国債発行)を364万円、毎年しているというわけですな。 こんな状況なのに、家の増改築(公共投資)に89万円、警備(防衛費)に49万円をつぎ込んでいるというのは、節約する気がないというか何と言うか。
借金の総額は親が4500万、子供(地方債)が1500万で、一家で6000万円。
こんな借金漬けの生活が持つはずはないから、と一家の長が「新たな借金は300万以下(国債発行30兆円)」と言っていたのに、結局は2割もオーバーしているところが「さすが」です。
将来あきらかに破綻する、とわかっていながら、現在の生活スタイルを変えることができない、というのはアルコール依存の進行に良く似たところがあります。 普通の生活からは、だいぶかけ離れてしまったのに日々起きる問題は、それほど大きな変化には感じられないので、その異常さに気がつかない。
逆に気が付かないふりをしていれば、将来の不安さえも消えてくれるかのような幻想に陥って・・・。この国の経済も、いったん「底つき」を経験しなければ、立ち直れないということなのでしょうか。

12月21日(土)
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