ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
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■混ぜるな危険的AC論
スポンシー(施設ならクライアント)は、「回復したい」という気持ちと「回復したくない」という気持ちが両方ともあるアンビバレントな状態です。その天秤を「回復したい」という側に傾けるのが良い支援者です。「回復したくない」、つまり回避したいという気持ちを助長してしまってはダメなのです。
僕がジョー・マキューに惚れ込んだのは、彼が自分の施設用に作った12ステップのプログラム「リカバリー・ダイナミクス(RD)」が、視覚化と構造化によってすっきり分かりやすく整理されていたからです。しかし、どんなに素晴らしい道具であっても、それを使う支援者側の頭が構造化されていなければどうにもなりません。
いや、構造化によって援助職を援助するということが、RDに限らずアディクションの領域全般に必要なのでしょう。
01月31日(火)
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