ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
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■発達障害について(その14)
大人を診る精神科医たちは、患者の生育歴に着目する習慣を持ちませんから、発達障害の存在は見過ごされがちです。21世紀の精神医学は、発達障害を抱えながら大人になった人たちのさまざまな併発症に対応していくことになるのでしょう。
21世紀の発達障害は、20世紀の精神分析のような大きなジャンルになっていくのではないか、と想像するのです。
さて、自閉症圏の話はここら辺にして、次回からADHDと虐待のことに移るつもりなのですが、星野先生がADHDと依存症についての本を書いているので、その本を読んでからにしようと思います。星野先生は、アルコール依存症をはじめとした各種依存症と、ADHDを含めた各種発達障害は重なっていると考えているようです。つまり依存症の人には、多かれ少なかれ発達障害(被虐待も含む)を抱えているのではないか、ということかも。
というわけで、いったん発達障害についてはこれで終わりにします。僕は自分が調べたことと考えたことをごちゃ混ぜにして書いているので、この雑記を鵜呑みにせずクリティカルな視点を持って読んでください。それから、発達障害そのものに興味があるわけではなく、あくまで依存症との関わりの中で調べているだけの話です。
(ひとまずおしまい)
01月28日(木)
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