ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■明太子で年越し
姪たちが小さな頃、いつもケーキなどを買ってやっていた。
彼女たちが大きくなってから、しばらくそういうことをやめていたのだが、甥っ子が誕生した3年前からまた復活させた。

ということで、今年もケーキの季節がやってきたわけだ。
ところが、今年はいつも中心になってケーキを食べている姪の一人が欠けている。
彼女は今、東京の大学に行っているのだが、バイトの都合で年末年始は帰ることが出来ないらしいのだ。

一人のけ者にするのもかわいそうなので、陣中見舞いを送ってやることにした。
最初は彼女が好きなクッキーなどの洋菓子にしようと思っていた。
だが、それではありふれている。
「何がいいかなあ」と考えていた時に、明太子のチラシが目についた。
「これだ!」と思ったぼくは、さっそく「お菓子と明太子、どっちがいいか?」と聞いてみることにした。
すると姪は「明太子がいい」と答えた。

クッキーなんかは小遣いで手に入るだろうが、明太子は高価である。
しかも地元の人に愛されている明太子は、東京では売ってないから、仮にお金に余裕があっても買うことは出来ない。
彼女が明太子を選んだ理由は、おそらくそこにあるのだろう。

ということで、さっそく明太子を送ってやった。
明太子で年越しか…。
ちょっとリッチかも。
12月18日(火)
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