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頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■時代劇
最近、スカパー!東映チャンネルで『素浪人月影兵庫』を見ている。
小学生の頃にテレビでやっていた時代劇で、主役の近衛十四郎が友だちのお父さんによく似ていたので、親近感がわき、その頃毎週欠かさず見ていたものだ。
その頃の時代劇というのは、けっこうシリアスなものが多かったが、『素浪人月影兵庫』やその後の『素浪人花山大吉』はコミカルな時代劇だった。
その面白さを覚えていたので、つい見てしまったわけだ。

普通の時代劇では、侍は「拙者、御主」と言うが、ここでは「わし、あんた」、この言い方に妙に親しみと新鮮みを感じる。
また、焼津の半次(品川隆二)との絶妙なやり取りに、改めて面白さを発見する。
主題歌や劇中の音楽なども見始めはすっかり忘れていたが、何度か聞いているうちに、記憶が蘇ってくる。
…など、そういった理由から、今は完全にハマってしまっている。

ところで、ぼくが小さい頃は、テレビで時代劇をよくやっていたものだ。
そのせいで、ぼくはけっこう時代劇ファンだった。
『隠密剣士』の大瀬康一に憧れ、『琴姫七変化』で松山容子を好きになり、『旅がらすくれないお仙』の大信田礼子に鼻の下を伸ばしていた記憶がある。

そういえば、その頃『水戸黄門』なんかもやっていたのだが、今の「人生楽ありゃ、苦もあるさ〜♪」のシリーズではなく、三波春夫が主題歌を歌った月形龍之介主演のやつだった。
そのため、初めて東野英治郎の水戸黄門を見たときは、違和感を感じたものだった。

ぼくの時代劇好きはその後、中村敦夫の『木枯し紋次郎』、中村梅之助主演の『遠山の金さん』『伝七捕物帳』、藤田まことの『必殺シリーズ』まで続く。
必殺シリーズは20代までやっていたので、時代劇を見ていたのもその頃までだ。
その後は、あまりテレビで時代劇をやらなくなったし、ぼく自身がテレビを見なくなったせいもあって、時代劇は見なくなった。
もし『月影兵庫』のようなコミカルな時代劇をやってくれたら、必ず見るのになあ…。

さて話は戻るが、『素浪人月影兵庫』は毎週2話ずつやっているのだが、それを見終わった後に必ず見ている映画がある。
『新・日本の首領』で、これは近衛十四郎の息子松方弘樹が主演している。
演技のほうはよくわからないが、ちょっとしたしぐさなどは近衛とそっくりである。
03月24日(土)
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