ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■禁煙の害
会社を辞めてから一時期、かなりタバコの量が増えていたのだが、最近また一日一箱に安定してきている。
体がそれ以上受け付けようとしなくなったのだ。
もし、このまま受け付ける量が減っていけば、しだいに吸わなくなるだろう。
ぼくは自分の意思でする禁煙の経験はないが、吸わない時期は何度かあった。
最長期間は10ヶ月で、あとは3ヶ月や1ヶ月程度の短期間だった。
その時期はまったく吸いたくなかった。
つまり体が受け付けなくなったのだ。
だから吸わなくてもイライラすることはなかったし、口寂しさに飴やガムを口にすることもなかった。
また、人が横で吸っていても何ともなかった。
ただ、タバコを吸わないことで健康状態が改善したということもなかった。
何度か書いたことがあるが、ぼくがタバコを始めたそもそもの理由は、「『喫煙は百害あって一利なし』とよく言われているが、まったく利がないわけではない。実はタバコは便秘にいいのだ」と、高校の保健の授業で聞いたことによる。
これを聞いて、それまで持っていた『喫煙することの罪悪感』は消えたのだった。
実は、それまでぼくは、ずっと便秘症で悩んでいた。
保育園の頃はサラリン錠を服用していたし、それ以降は毒草丸を服用していた。
こういう薬なしでは、まともに便が出なかったのだ。
それがタバコを吸い出してからは、毎日出るようになった。
保健の先生が言ったのは嘘ではなかったわけだ。
ただ、先生は喫煙を勧めたわけではない。
その『一利』の説明のあとに、
「かと言って、吸っていいわけではない」という、お決まりの文句を付け加えたのだった。
こういう理由からタバコを吸い始めたので、禁煙を勧められたりすると頭に来る。
体が受け付けないのならともかく、体がタバコを欲している時は吸わないと便秘になるのだから、「タバコやめたら?」とぼくに言う人は、「便秘になったら?」と言っていることになる。
ぼくにとっては、禁煙の害のほうが大なのだから、いらんことを言わないで欲しい。
12月16日(土)
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