ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■唐揚げ定食が食べたい
毎日1時間のウォーキングと、昼飯抜きの生活が続いている。
おかげで9月頃まで背中についていた贅肉はほぼなくなり、腹回りの贅肉も少しは減ったようである。
この生活をやめてしまうと、また元通りになってしまうだろうから、やめるわけにはいかない。

さて今日のこと。
いつものようにぼくは昼飯を抜き、1時間ほど歩き家に帰った。
今日は嫁ブーは休みで、ぼくが帰った時には寝ころんでテレビを見ていた。
ぼくが帰って来るなり、嫁ブーは「ちょっとこの番組見て」と言う。
何かと思って見てみると、福岡市内にある料理屋の紹介をしており、そこのメイン料理である唐揚げ定食をレポーターがおいしそうに食べていた。
それを見て、急に腹が減ってきた。

いつもならこういう場合、買い置きしてある「ぽたぽた焼」を2,3枚食べて空腹をしのぐのだが、あいにく今日はそれを切らしていた。
そのせいで、無性に唐揚げ定食が食べたくなってしまったのだ。
そこでぼくは嫁ブーに聞いてみた。

「このへんに唐揚げ定食を出す店あったかのう?」
「唐揚げ定食…、ああ、これ見て食べたくなったんやろ?」
「おう」
「ここで食べたら、また太るよ」
「晩飯抜けばすむことやないか」
「そりゃそうやけど」
「唐揚げ定食、どこかあったかのう?」
「ケンタッキーに行けばいいやん」
「ケンタッキーと日本の唐揚げは違う」
「うーん。急に言われても出てこんねえ…」

「しかたない、あそこに行くか」と、ぼくは嫁ブーを誘って車に乗り込んだ。
「どこに行くと?」
「峠ラーメン亭」
「え、あそこまで?」

峠ラーメン亭とは、このブログで以前、チャンポンがおいしいと紹介した店である。
店の名前が『峠ラーメン亭』となっているが、扱っているのはラーメンやチャンポンだけではない。
普通の定食もあるのだ。
その峠ラーメンは市外にあり、家からだと車で30分近くかかる。
唐揚げ定食ぐらい、そんなに遠出しなくても、近くにあるだろう。
だが、それを探して回るとなると、とても30分では見つからない。

ということで、車に乗ってから30分後に峠ラーメン亭に着き、それから10分後に、念願の唐揚げ定食を口にしたのだった。
その味は絶品だった。
いや、もしテレビを見ずに唐揚げ定食を食べていたら、おいしいとは感じても、絶品とまでは感じなかっただろう。
やはり食べたいものは、食べたい時に食べるのが一番おいしいということである。
もちろん晩飯は抜いた。
10月27日(金)
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