ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■時々刻々
《午前0時40分》
連日、日記の更新が午前3時を過ぎている。
おかげで、今、凄い睡魔に襲われている。
もしかしたら、今日の日記は、このまま終わってしまうかもしれない。

何も書かずに寝るのもしゃくだから、とにかく何か書こうともがいている。
もがけばもがくだけ書けなくなるし、もがけばもがくだけ眠さが増す。
一度寝た方がいいのかもしれない。
しかし、最近の体調からいって、いったん寝てしまうと、そのまま朝まで眠ってしまいそうだ。

《午前4時40分》
おっと、もう5時前やん。
3時に起きてから書こうと思い、いったん寝ることにした。
布団に入ると、朝まで寝てしまいそうだから、布団に入らずに寝たのだが、やはり3時には起きられなかったか。

学生時代を思い出す。
中間や期末テストといった定期試験の勉強は、すべて一夜漬けでやっていた。
というより、それ以外に勉強することはなかった。
初日、二日目は、夜を徹してやれたのだが、三日目はさすがにだめだった。
で、一度寝てからやろうと、今日と同じように布団に入らずに寝た。
たいがい予定していた時間に起きられたのだが、たまに起きたら7時を回っていたということもあった。
それでも得意な科目の時なら大して慌てなかったのだが、苦手な科目の時はさすがに真っ青になった。

「頭の中は眠たさでいっぱい、徹夜だったのです。
 あくびは限りなくでるし、目は真っ赤なのでしょう。
 朝の風に打たれてこよう。それが一番でしょう。

 太陽の光はまだ見えないけど、空は明るくなっていきます。
 初夏だというのに朝はまだ寒く、厚着をしています。
 朝の風に打たれてこい、父のよく言った言葉です。」

高校3年1学期の中間テスト、その一夜漬け中に作った詩である。
その時の成績は散々だった。
そう、詩を書いている暇なんかなかったのだ。

《午前6時40分》
もう一度寝てしまった。
学校に行っている夢を見てしまった。
やはり、日記のことが気になっているのだろう。
ぼくも、いよいよ日記依存症になってしまった感がある。
このまま起きていようか、それとももう一度寝ようか。

《午前7時50分》
また眠ってしまっていた。
出掛ける準備をしなくてはならない。
こんなことばかりやっているから、ここ数日は新聞も読んでいない。
一応その日の新聞は車に積んである。
しかし、読む暇もない。

それにしても眠たい。
だけど、もう寝るわけにはいかない。
このまま一日を乗り切れるかどうかが問題である。
04月22日(火)
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