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頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■サイト名を変更しようかな
昨年の12月にサーバーを引っ越した時、やめたサイトがある。
『詩集吹く風』である。
『頑張る40代!』から入った人には、一つのコンテンツと思えたかもしれないが、あれは独立した一つのサイトだったのだ。
だから、検索エンジン等にも『頑張る…』とは別に登録していた。
最初はその『吹く風』のほうをメインにしたかったのだが、訪問者が日に2,3人と少なかったので、訪問者数の多い『頑張る…』をメインにすることにした。
今は、中身をそのまま『詩歌系』というコンテンツの中に編入しているのだが、ここを初めて訪れた人は、なぜ詩歌系に『吹く風ノート』というのがあるのかわからないと思う。
そこには上のような経緯があるのです。

さて、その『吹く風』というタイトルだが、これはぼくが付けていた日記のタイトルから持ってきたものである。
ぼくは高校の頃から、日記帳(と言っても大学ノートだが)にタイトルを付けることにしている。
高校時代につけていたノートのタイトルは、『怪獣になって』と『TPY-UB』だった。
浪人時代が『浪客』『古宿』『生きる』で、東京時代が『吹く風』『ムはムニ ムはムイ』『ざぶらぶら』だった。
その後社会に出てからも、ノートをかえるたびに、いろいろとタイトルを付けている。
主だったものを拾ってみると、『ライブ28』『みかししゅう』『東京』『退職記念日』『平和詩集』などがある。
この日記に時々書いている詩などは、だいたい上のタイトルのノートから書き写している。
中には表紙に、『ブルース』とタイトルだけ書いて終わっているノートもある。
『ヒューマン・ネイチャー』というタイトルの元、わけのわからない計算式に始終しているノートもある。
6ページだけ残して後は切り取っているノートもあれば、なぜか手型ばかり押してあるノートもある。
ちなみに、6ページノートのタイトルは『少女』、手型ノートのタイトルは『ハンマー』である。
当時は、そういうタイトルを付けるような理由があったのだろうけど、今となってはなぜそういうタイトルを付けたのかがわからない。

そんな中で、いよいよわからないのが、『ペン字』である。
中を見ると、数編の詩が書いてある。
例えば、
「【新宿池袋方面行き】
 梅雨晴れの空の下
 コトコト、コトコトと
 音を立てながら
 電車が走る」
とある。
こういうことを書いているぐらいだから、このノートはおそらく東京時代に付けていたものだろう。
他には、
「飽くことのない人の夢が
 真夏の日々の汗に消えていく
 取り乱さずに言葉を吐いて
 疲れたふりして息を詰まらす
  幸せかい、こんな人混みが
  楽しいかい、こんな人混みが」
とか、
「退屈が巣を作っては
 過ぎていく日々を眺めている」
や、
「時折り街は風に揺れて
 日々の行方を見失う」
などである。
確かに、ボールペンで書いているから、『ペン字』で間違いはないのだが、その意図するものが、まったくわからないでいる。

ところでこのサイトは、数日前に3年目に突入したわけだが、ぼくがこうも長く同じタイトルでやっていることは珍しいことである。
『頑張る40代!』、確かにわかりやすくて、覚えやすいタイトルである。
別に変える必要もないが、心の奥で、もうそろそろタイトルを変えようかなどと思っている自分がいる。
さて、思い切ってそうした場合、どういうタイトルにしたらいいのだろうか。
それが問題である。
新たに名前を考えるのもいい。
『しろげ閑話』とか『白ひげ』というタイトルもいいと思っている。
またノートのタイトルから取るのもいい。
そうするとしたら、どれから取るか。
『生きる』、『古宿』、はたまた『ざぶらぶら』か。
迷うところである。
まあ、間違っても、『ハンマー』とか『ペン字』にはならないと思うから、安心して下さい。
01月20日(月)
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