ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■報告
昨日、お客さんから「今月の5日に修理に出したのだが、まだ直らないか」という電話が入ったという。
ぼくが修理を受付けたお客さんだったのだが、その際ぼくは「1週間から2週間ほどかかります」と言っておいた。
実際のところはメーカーに出してみないとわからないが、だいたいそのくらいが目安である。
昨日ぼくは休みだったため、電話を受けたのはパートさんだった。
そのパートさんは、いったん電話を切り、代理店に連絡した。
ところが、代理店のほうは「そんな修理を受けた覚えがない」という返事だった。
こちらが「こちらからはもう出ているんですけどねえ」と突っ込むと、先方は「じゃあ、今週中に着くでしょう」といい加減なことを言ったらしい。

今日、そのパートさんからその報告を受けた。
そんなことはない。
ぼくはちゃんと5日に佐川急便で出荷したのだ。
伝票を調べ、さっそく佐川急便に電話した。
「5日に出荷した品物の件ですけど、先方がまだ着いてないと言うんですが、どうなっていますか?」
「お問い合わせ番号は?」
「××××ですけど」
「えーっと、その分は5日の日に集荷し、ちゃんと翌日6日の午前9時31分に着いてますよ。なんなら受取りがありますから、FAXで流しましょうか?」
「お願いします」
しばらくして佐川急便からFAXが届いた。

ぼくはパートさんを呼び、「昨日電話を受けた人に連絡して」と言った。
パートさんは、その代理店に電話した。
「もしもし、○○ですが、××さんいらっしゃいますか?」
「はい、××ですけど」
「昨日の件、佐川急便に確認したら、ちゃんと6日にお宅に届いている、ということだったんですけど」
「おかしいですねえ。じゃあ、メーカーに確認とってみますから」
「お願いします」

ぼくはパートさんに、「昨日届いてないと言ったくせに、どうしてメーカーに確認するんかねえ。おそらく、昨日は何も調べんかったんやろうね」と言った。
「そうでしょうね」
「あの代理店は北朝鮮か。ずさんな報告しやがって」
パートさんはそれを聞いて笑い出した。
こういう状況は、今なら北朝鮮に例えたほうがわかりやすいだろう。

結局、先方が調べた結果、修理品は佐川が言ったとおり、6日の午前中に代理店に到着していた。そして、すぐさまメーカーのほうに送ったということだった。
修理品に関しては、完了が15日で、16日にこちらに送ってくるらしい。

それにしても、いい加減な代理店である。
パートさんの話では、電話を受けた人は、若い男性だったという。
何の緊張感も持たずに仕事をしている光景が目に浮かぶ。
おそらく、女子従業員を捕まえて、飲みに行く約束でもしていたのではないだろうか。
それとも、北朝鮮のずさんさを笑っていたのだろうか。
11月13日(水)
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