ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■想い出に恋をして
それが、『ぼくは18歳までの君しか知らない』ということである。
確かにそのとおりで、ぼくがその人に接していたのは18歳までだった。
それから後は会っていない。
もちろんそういうことはわかっていた。
が、わかっていたから、そういうことに目を向けなかったのだ。
文章を書いたあと読み返してみると、ここの部分が胸に突き刺さった。
「ああ、あの時点で終わっていたのか」
ようやく、ここでぼくの疑問は解けた。
おそらく、ぼくの深層心理はこの結論を知っていたのだろう。
だから、ぼくに『想い出に恋をして』を書かせたのだろう。

かつて好きだった人に再会した時、なぜか心がときめくものである。
そして、「え!? おれ、まだあいつのことが好きだったんだ」と思う。
そう、まだ好きなんですよ。
想い出が。

04月20日(日)
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