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頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■履歴書 その11
新しい出会いを探して、その子のことを忘れようとしたのだ。
しかし、その子以上の女性に出会うことはなかった。
その後、8年間も。

8年後に、ぼくはその子を諦めることになる。
それは、彼女が結婚したからだ。
高校時代から書き始めた詩、高校時代から作ってきた歌、それらはすべて、ぼくの彼女への想いであった。
だから、たとえそれが拙い作品だとしても、たとえそれが気障な作品だとしても、その時までは、それらすべてが現実だった。
しかし、彼女の結婚を聞いた時、そういうものがすべて、過去のものになってしまった。

12月22日(日)
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