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リュカの日記
by リュカ
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■
現在午前6時21分。
目が醒めた。
風呂に入ってシャワーを浴びた。
さっぱりした。
「路傍の石」を400ページまで読んだ。
面白いなこの作品。
愛川吾一という栃木から東京に出てきた貧乏士族の少年のサクセスストーリーだ。
エタカの某サイトを見てみたら、海外鯖時代から俺と付き合いのあって、ゲーム内で良くしてくださった女性が実は世界的に天才的なハッカーなんだ、という事が分って、彼女が以前言っていた事が証明されたな、と思った。
そのサイトでは、日本人の女がトップだなんて我慢ならない、みたいな嫉妬の言葉で渦巻いていた。
一文だけコピペするとこんな感じ。
「日本人女性ってかなり精錬で礼儀正しいイメージあったんだけどな。チート・エミュ・改造・ハッキングの分野で世界王者が日本人女性などもっての他。無差別殺人事件より悪い。」
大の男が己の敗北を認められず、女性の才能に嫉妬とかみっともないな。
俺なんかは、自分が関わってきた人の中にそんな大物が居ただなんて、と誇らしく感じてしまう。
「路傍の石」をあとがき、解説、出版社電話番号含め一言一句残さずすべて読み終えた。
こういう関係ない住所や電話番号まで読んでしまうのは俺のアスペのせいだろうな。
読んだからと別に記憶される訳でもあるまいに、読まない訳には気が済まないのだ。
とりあえず伯母さんに読んだ事を報告しようと思う。
ちょっと休もう。
その後で英語課題をしようかな。
現在午後12時29分。
とりあえず昼食を食べたので昼食後の薬を飲む。
伯母さんからLINE通話が来たので、「路傍の石読みましたよ」と少し話した。
途中で電話が入ったとの事で通話は中断。
現在午後15時00分。
93年版「西遊記」を途中までYouTubeで観ていた。
夕食を食べたので寝る前の薬を飲んだ。
現在午後16時09分。
俺は自分自身の人生について決断する力が失われてきたんだと思う。
生活保護を受け始めた時でさえ、俺は自分の人生に対して決断力を持っていて、生活保護で暮らしていくんだ、という決断を下せた。
また受け始めた後も、いつか自分は大学に復学するんだ、という決断を下せていた。
でも、今やすっかり人生守りに入ってしまって、脱生活保護して働き始めるのか、このまま保守的に受給し続けるのか、決断できずにずるずる来ている。
10代の頃はアメリカで暮らしていくんだ、とかジャニーズに入りたいとかって決断が出来た。
思うに、ひとえに家族に見捨てられていたからこそ、自分自身の人生のかじ取りを自分自身で行う事が出来ていたのだと思う。
母と仲良しになってしまってからは、決断力が無くなったと思う。
恋人、彼女一人作るかどうかさえ自分じゃ決断できなくなった今の自分。
俺は子供の頃から、うちの家族は俺一人を悪者にして他3人で一致団結していると思ってた。
https://www.youtube.com/watch?v=mPRTlyDL_nA&t=218s
とあるモラハラ家族について「天然のモラハラ家族だな。
家族の1人をサンドバッグ役にして忌み嫌い無視や暴言、必要なものを与えないなど。
虐待に近い事を行い、家族の団結を図る家庭だ」とのコメントがある。
同じような事を訴えたところ、生前父はお前の妄想だ、と言ったが、やっぱりそういう家族って実在するんじゃん。
うちもそうだったと思う。
「路傍の石」で吾一少年は呉服屋に丁稚奉公に出されるが、俺も子供の頃お寺に丁稚奉公に出されるところだったんだよな。
江戸時代、明治どころか大正、昭和ですらない平成のあの時代に寺に丁稚奉公に行かせて、母なんかは「ゆくゆくはお寺継がせてもらえたりするんかな?」とノリノリで。
俺に対してあまりにも酷い家族だった。
現在午後22時14分。
目が醒めた。
ごはんを炊き始めた。
最近めっきり寒くなったな。
扇風機を止めようか。
現在午後23時31分。
起きてきた。
もう二度となぎさと絡まなくて良くなった。
これは収穫だな。
自分でこっちの10年越しの禊をぶち壊しておきながら逆切れ、逆恨み。
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10月22日(日)
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