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リュカの日記
by リュカ
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俺が初めて「金田一少年の事件簿」を買ったのは阪神大震災の前後くらいだったな。
あの頃俺は小6だった。
当時俺が通っていたお絵かき教室。
震災のせいでちゃんと教室を卒業出来なかったからと、先生が大量に図書券をプレゼントしてくれた。
その図書券を全部「金田一少年の事件簿」のコミックスに使ってしまった。
そこまで金田一が好きだった訳じゃなかったけど、当時特に他に興味があるものがなかったので何となく。
今考えれば、もっとマシな使い方をしていればよかったと思う。
勿体無い。
せっかく、お絵かき教室からの最後のプレゼントだったのに。

そのお絵かき教室も、最後の数年くらいは何かと理由をつけてサボる事が多かった。
塾と違って、サボっても大して親から怒られないという理由から。
先生も厳しく言わなかったし、そこに甘えてしまってて。
あれだけ俺によくしてくれた教室だったのに。
今思えば、先生達にも本当に申し訳ないと感じる。

お絵かき教室で油絵を習うようになってから、何か嫌になってしまったんだよな。
他の子供たちは油絵なんてやらずに自由にのびのびしてたのに、俺だけ油絵とか。
油絵は希望した生徒だけが受ける事が出来た講習で、俺が希望したんだけど、いざやってみると退屈で。
それでお絵かき教室に通うのも億劫になってしまった部分もある。
どうせやるなら、ちゃんとしたテクニックを教えてもらってればよかったな。
それなら後の大学生活(美術学科)でも活かせたし、趣味の範囲も広がっただろうし。
例えば、ニコニコの「描いてみた」で投稿するとか。

小学生の頃のお絵かき教室でもそうだったし、大学の美術学科でもそうだったけど、「才能がある」とは言われてた。
ただ、俺は技術面がさっぱりで、結局中途半端な絵ばかり描いてしまってた。
ちゃんと技術を学んでこなかったから。
こんな俺でも美術の才能は認めてもらえてたみたいだから、それを伸ばす努力をしてればよかったな、と思う。

もしも小学生から人生をやり直せるなら、英語と絵画の勉強をして海外にでも留学してみたいな。

まあ、「才能がある」なんて言われてる連中も、その世界に入ればごまんと居る訳で、その中でプロになれる人間も一握りなんだろうけど。
でも、絵は運動も駄目で勉強も駄目で喧嘩も駄目だった俺が唯一認められた才能だったもんな。
俺がショタコンとか「その肉を食べたい」とか変な性癖を持っていたのもその片鱗だったのかもしれない。
美術の世界なら変人が多いだろうし、結婚してなくても白い目で見られる事も無かっただろう。
俺も思いっきり変人だしな。
子供の頃から普通にしているつもりでも、いつも周りから「変わってる、変わってる」と言われまくってた。
当時はそれがコンプレックスだった。
今もかな。
ネットじゃ別にどうでもいいけれど、リアルで会う人間達から「変な人」と思われるのが異常に怖い。
だから俺は対人恐怖症になってしまったんだな。
親戚一同が集まる場所なんて、俺には恐怖以外の何物でもないし。

ああ、弟の結婚式とか行きたくねえよまじで。
中学の後輩達も来るし、「あの人今何してるの?」「何で結婚してないの?」とか思われたりするのが本当に恐怖。

親によると、顔自体は俺の方が良いみたいだけど、弟は高校生以降常に誰かと付き合ってるリア充だからな。
結婚してしまう日も遠くないと思う。
俺も中身が俺じゃなかったら、そんな感じになってたのかな。

もしも俺が俺、変人でも変態でもなかったら、普通に彼女を作って同棲して結婚して子供を作って会社に勤めて、となってただろう。

俺は変人で変態だけど極度の恥ずかしがりやだからな。
だから開き直れない。
まあ、そのおかげで性犯罪者や殺人犯にならずに済んでるんだと思うけど。
よく言えば、そこまで自己中になれないから。
おかげでガチガチの対人恐怖症。

今は社会から隔離されて、収まるところに収まった感じかな。
でも、いつか大学に戻って卒業だけはしておきたい。
人生のけじめとして。
その先の展望は全く無いけど。
大学卒業だけが俺の夢。

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09月20日(木)
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