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リュカの日記
by リュカ
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今日は仕事が休みなので、昨日は久しぶりにメッセを立ち上げていた。
メッセの子と久しぶりに話して、近況を聞く。
最近、またC君が夢に出て着たのだと言う。
その時のC君の服装を見て、突然ある記憶が蘇ってきたのだと言う。
ここからは現実の話。
実はメッセの子が4.5歳の頃、よく遊んでくれたお兄ちゃんが居たのだそうだ。お兄ちゃんと言っても実兄ではなく、年上の男の子だ。
砂場で一緒に遊んでくれたり、家にやってきた事もあるのだそうだ。
しかし、その「お兄ちゃん」の姿はメッセの子以外の誰にも見えない。
「お兄ちゃん」が家に来ている時、メッセの子は母親に「ほら、今ここにお兄ちゃん来てる」と知らせた事もあるそうだ。
しかし、それを言う度にメッセの子の母親はそれを叱ったのだそうだ。
「そんなお兄ちゃんはどこにも居ない」と。
メッセの子も、そんな事が続いたせいで「お兄ちゃんの姿は自分以外の人間には見えないんだ」という認識を持つようになっていたのだそうだ。
そして、その「お兄ちゃん」はいつからかメッセの子の前から姿を消して、現れなくなってしまったらしい。
日本じゃあまり聞かないのだけれど、アメリカの映画やドラマを観ているとよく同じような場面を目にする事がある。
小さな子供が「見えない友達」と遊ぶのだ。
それは子供が空想、想像で作り出した架空の存在。
ホラー映画なんかだと「悪魔の棲む家」
ドラマなんかでも「フルハウス」でミシェルが見えない友達と遊んでいる描写が描かれていたと思う。
アメリカの方では、「子供が見えない友達を作って遊ぶ」というのは、成長過程において割りと当たり前の現象として認識されているらしいのだが、メッセの子の場合はどうだろう?
メッセの子の話に戻る。
メッセの子は、その「見えないお兄ちゃん」が現れなくなって以来、今まで10数年間その「お兄ちゃん」の存在を思い出す事が全く無かったのだそうだ。
しかし、最近になってその記憶が蘇ってきたのだと言う。
結論から言うと、その「お兄ちゃん」こそが「今現在のC君」なのだと言う。
最近になってC君がメッセの子の夢に登場、その時の服装が昔メッセの子と遊んでくれたお兄ちゃんと一緒の服装だったそうだ。
それによって、メッセの子は「4.5歳の頃によく自分と遊んでくれたお兄ちゃんが居た」という事を思い出し、そこから次々と当時の記憶が蘇ってきたのだそうだ。
しかし、そんな事が起こり得るのだろうか。
実際のところ、C君はメッセの子よりも年下だ。
C君の享年は17歳。メッセの子は今現在は既に成人。
メッセの子が4.5歳の頃、実際の当時のC君の年齢は2.3歳だという事になる。
そのC君が、4.5歳のメッセの子から見て「年上のお兄ちゃん」として存在していた。
俺とメッセの子は、この事について「C君がタイムスリップして、子供の頃のメッセの子に会いに言ったんだ」と考えた。
そこで、メッセの子に聞いてみる。
「○○(メッセの子の名前)のお母さんには確認してみた?『昔俺は見えないお兄ちゃんと遊んでたの?』と」
すると、メッセの子は「もう確認しましたよ」と。
メッセの子の母親は、当時メッセの子が「霊が視える子」または「変な子」だと認識していたのだそうだ。
そして、メッセの子が変な子だと思われない為に「外で誰かにそのお兄ちゃんの事を話しちゃいけないよ」ときつく注意していたのだそうだ。
メッセの子が「お兄ちゃん」と遊んでいた、という出来事は現実だった。
しかし、今の今までメッセの子にはそんな記憶は一切無くて。
また、メッセの子の母親だって、今の今になるまで「あんたは昔変な事を言う子だった」なんて話を聞かせてくる事が無かったのだそうだ。
今現在、メッセの子にとってその「お兄ちゃんとの思い出」はかなり強烈な印象を持つ出来事として記憶されている。
自分に良くしてくれた優しい優しいお兄ちゃん。
そんなに強くて甘い思い出として残っているというのに、メッセの子は生前のC君と出会って過ごしていく過程においても、今の今になるまで思い出す事は無かったのだそうだ。

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07月04日(土)
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