ID:14142
リュカの日記
by リュカ
[585750hit]
■
昨日からの徹夜明け。
やっと日本史のレポート課題が終了した。
これが、俺の大学生活最後のレポートになるかもしれない。
現在午前7時55分。
今日はこのまま眠らずに学校に行くしかなさそうだ。
俺の親が家を出るのは、いつも午前8時半頃。
学校に行く支度を始めたところで、親の支度とバッティングし、ペースを乱され不快な思いをするのが嫌で、俺は親父が家を出て行くまで待つ事にした。
しかし、いつもなら家を出ているはずなのに、今日は中々親父が出ない。
既に着替えている癖に。
俺はしばらく待ち続ける。
しかし、数十分待ち続けても、親父が動く気配が無い。
何だこれ。
意識的に俺の支度にバッティングさせようとしているのだろうか。
そうする事で、俺が極度にストレスを受ける事を知っているから。
そこからは根競べみたいな感じになった。
反応したら負けなんだ、反応したら負けなんだ、こいつは俺が苦痛を表すのを待っているのだ、反応したら負けなんだ・・・
そう言い聞かせながら、歯を食いしばって辛抱強く待ち続ける。
親父は普段、着替えたら数分で家を出て行くはずなのに、今日はいつまで経っても家を出ない。
そこまで俺を苦しめたいのか・・・
結局、親父が出て行くまで、俺は1時間半ほど待つ事になった。
最終的に、親父の方が諦めたのだ。
今日の親父は、完全に俺の事を苦しめようという意識を前面に押し出していたように思う。
親父の為に時間を食って、結局今日は1時限目の授業に出席する事は出来なかった。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「地誌学」
今日に限って、教室の中が満員だ。
俺は何とか空いてる席を見つけ出し、そこに着席。
すると、俺の後ろに座っている奴が露骨に自分の鼻を手で押さえ、ノートをうちわのように扇ぎだす。
俺の後ろには生徒が二人。
そいつら二人は友達同士、といった様子だった。
授業中も、そいつら二人はひそひそと「くっさぁ」みたいな事を言いまくる。
まず俺の事で間違いない。
俺は、下手をしたら今日の時点で一週間以上風呂に入っていないと思う。
しかし、後ろの奴らが露骨な態度を続けてくるので、俺は少し恥ずかしいような気持ちになった。
授業が終わる。
学生達が席を立つ。
次の瞬間、後ろの奴らの一方が、声を潜めるでもなく、思いっきり俺の後頭部に向かって「どっかのアホのせいで、まじで臭って死ぬとこやったわ」と言ってきた。自分の連れに語りかけるような口調だが、思いっきり俺に向かって言っている。
言われた瞬間、俺は凍りついたような状態になった。
その時俺が感じたものは、怒りではなく恐怖と動揺。
数秒間フリーズした後振り向くも、既にそいつらは居なくなってた。
捨て台詞、だ。
昼休みになる。
ショック状態が回復したのち、ジワジワと怒りが込み上げてくる。
心の中で「そのまま死ねや!」と叫んでた。
やっぱり俺はヘタレだな。
こういう場面に陥ると、「俺の事か?」と掴みかかっていく事が出来る連中なんて五万と居るのに。俺はそういう事が出来る人種にないらしい。
でも、俺に捨て台詞を吐いた奴も、仲間が居なければそんな言葉は口に出さなかったに違いない。
自分の仲間が保護者のように見守っていてくれる前だからこそ、別の第三者に対してここぞとばかりに己の感情を曝け出す。
俺はこういう人種が反吐が出るほど大嫌い。
情けない上に腐ってる、下劣な人種。
そんな情けない相手に凍り付いてしまう自分自身も情けなくて、その後しばらく自己嫌悪に陥っていた。
昼休みが終わり、3時限目になる。
3時限目の授業は「西洋史概説」
講師は、例の性格の悪い先生。
昨日の昼から眠っていない事もあって、授業の途中で眠ってしまった。
俺が目を醒ましたのは、授業も終わりに近づいた頃。
少しして、授業アンケートが配られた。
大学側が講師の評価を得る為に、生徒に記入させるのだ。
[5]続きを読む
01月25日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る