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リュカの日記
by リュカ
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昨日メッセの子からメールが着て、検査結果を報告された。
「骨髄に異常は見られず、白血病の可能性は消えました」との事だった。
子供には珍しい事らしいが、ストレスでこういう症状が出る事があるそうだ。これからは、疾患ではなく症状に対する治療を行なっていく事になった、との事。
まじで良かった…
メッセの子に頼まれて、『赤白血病』をネット検索した時に出て来た言葉『予後最悪』
この時、俺は更にこの言葉について調べていた。
すると『回復が見込めず、遅かれ早かれ死んでしまう病気』と出て来た。これを目にした時、俺は戦慄してたと思う。
信じられない気持ちでいっぱいになって、メッセの子に何て言えばいいのか分からなかった。
今まで、俺はメッセの子に対して、どんな事でも包み隠さず話してきた。
なのに、ここに来て初めてメッセの子に対して嘘をつかなければならなくなって、それがとても辛かった。
でも、いくら予後最悪と出たところで、俺の中でメッセの子の回復を信じる部分があったのもまた確か。メッセの子自身にも回復の可能性を信じ続けてもらう為には、どちらにしろこれは黙っておかなければならなかった。
そんな恐ろしい言葉が引っ掛かった事をこの時点ではまだ知らなかったメッセの子は、俺に自分が病院からの脱走を図った事を報告してきた。
いつものメッセの子だ…
いつものメッセの子であるだけに、それが余計に痛々しくて悲しくて、本当に涙が止まらなかった。
昨日、良い検査結果を受けたメッセの子は、「本当に生かしてもらってるんだって感じました…。生きる事が出来て本当に良かった(;_;)生きてる喜びを噛み締めたいです」みたいな事を言っていた。
あとは、メッセの子がC君みたいな事にならない事を願うばかりだ。
C君は、絶対に回復が見込めないと断言された状態から、見事に復活を遂げた。
しかし、回復してから一週間くらいで、全く関係がない別の原因によって亡くなってしまった。
運命云々で考えるなら、メッセの子が病気から回復する可能性は見えたけど、C君と同じ運命を辿ってしまう可能性だって無い訳じゃないから…
本当に気をつけてほしいと思う。
昨日メッセの子から報告を受けた後、俺はパソコンを机から落として壊してしまった。
今は携帯から日記を書いてる。それについては、また明日書こうと思う。
携帯からだと一日に投稿できる文字数に制限があって、今日の日記では説明し切れそうもないから。
10月11日(木)
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