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リュカの日記
by リュカ
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テレビを付けた。
フジテレビだ。
俺がテレビをつけた時、ちょうどカウントダウンで「3」と言ってるとこだった。ギリギリで間に合ったな。危うく手洗い中に年を越してしまうところだった。
「3」「2」「1」で新年、2007年になった。
現在午前0時06分。

午前4時前頃に一度目が醒めた。
目が醒めた時、俺は金縛りっぽい状態になっていて、体が全く動かなかった。
俺の背中に、何かが後ろからしがみ付いているような感触があった。
そいつは人型の竜巻というか、吹き荒れる風が人の形になっているようなイメージだった。
人型の風?
そいつが俺にしがみ付いてる。
耳元でゴー・・ゴー・・っと、風が吹き荒れているような音が聞こえた。
俺は目を閉じていた。
にも関わらず、真っ暗な自分の瞼の裏から、人間の腕の形をした緑の光が見えた(感じた?)と思う。
人差し指を伸ばしたそいつの右腕が、俺の背面から俺の前方の方に伸びてくるのを感じる事が出来た。目を開けたらそいつの腕を見てしまうかもしれない、と思った。
俺は目を開けたと思うけど、その辺りの記憶が少し定かではない。
白っぽい腕が見えたような気もするし、気のせいだった気もするし。
『声を出す事が出来たら金縛りが解ける』という話を、俺はどこかで聞いた事があったので、俺は声を出してみようかと思った。
しかし、もしも声が出なかったら怖いなと思い、結局声を出してみようとはしなかった。
しばらくすると、変な声が聞こえてきた。
よく聞き取れなかったけれど、「ヌムヌムヌムヌムヌムヌムヌムヌム・・・」みたいな呟きが聞こえてくる。
南無南無南無とも取れるし、デブデブデブとも取れる感じだ。
俺はうんざりとした気持ちになった。
どうせこの幽霊?みたいなものから開放されたところで、またされなかったところで、結局俺の悩み以上に俺を苦しめる事は出来ないのだ。
どっちにしろ、俺の悩みは解決されない。開放されない。
『もうしんどい・・・、こんな奴関係ない・・・』みたいなうんざりとした気持ちで、俺は体をグググーーーっと前に押し出してみた。
すると、急に体が自由になった。
どうやら金縛りが解け、そいつも居なくなったらしい。
時計を見ると午前4時前。
俺は霊感みたいなものは皆無だと思うけど、割と金縛りに遭う方だよな。
何だか、今回はいつもと違ってあまり恐怖心を感じなかった。
自分の中にあるモヤモヤとした悩みの方に、むしろ比重が傾いていたからだと思うけど。
そのまま30分ほどボーっとした後、その後普通に二度寝した。
最終的に、今日は午前9時過ぎに目が醒めた。
今日は元旦。

一番最初に眠る前、メッセの子がメールで俺に色々と悩みを吐き出してきたので、俺は適当に返答していた。
悩みを吐き出すメッセの子のメールを見ながら、メッセの子は俺の前世、または来世の存在だったりするんじゃないか?なんて事を考えていた。
魂は時間を超越してる、といった話を聞いた事がある。
超越とは何だろう。ただ歳を取らない事だけが超越だろうか?
超越というからには、過去の自分や未来の自分が今現在の自分と同じ時間に存在している事だってありえるんじゃないか?と思う。
そんな事を考えてみると、地球上に存在する全ての人間は同一人物、一つの魂が何十億回と転生を繰り返した結果の産物なんじゃないだろうか、とも考えられる。
こうやって俺に悩みを吐き出してくるメッセの子だって、前世、または来世、来々世の俺自身なんじゃないかな、と思えてきた。
また別の事を考えた。
死ぬ直前に抱いた気持ちの状態が、死後永遠に継続するという話を聞いた事がある。
俺が死ぬ時、俺は死の間際になってもやっぱり、むしろ死の間際だからこそ、俺は自分の悩みや未練を意識して、モヤモヤしたまま逝くのだろうか、なんて事を考えた。
だったら、俺は成仏できない。そして永遠に解決されない悩みを抱き、永遠に開放されないまま存在し続ける。俺は永遠に苦しみ続ける。
成仏できない、成仏できない、成仏できない。
運命に対して当て付けてやりたい気持ちが強いから、俺は決して成仏なんて選択肢は選ばないだろう。
そんな事を考えていた。

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