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リュカの日記
by リュカ
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「中には入れないけどさっきまでガラス越しでCの顔ずっと見てました。すごく辛いですよね。優しいD君は『一人ぼっちで寂しそう。かわいそう。今夢見てたら悪夢だよね』みたいに泣きながら言ってて」
「なんか絶対こんな事いっちゃいけないような事だけどCの事今のうちにたくさん見とかなきゃいけないような気がしてきて(:_;)Cのいる所見てきます。あそこは携帯使えないんでメール切ります」
「リュカさんは今日何時くらいまで起きてますか?」
「もし吐きたくなったらメールしたいんですけど。リュカさんに余裕があればでいいんですけど」
俺は、まだしばらくは起きていると伝えた。
そこで、一旦連絡は途絶えた。
1時間半ほど経って、
「C死ぬんだ。死んだらどうするんだ」
「こんな時Cから離れるなんて最悪」
「見たくなくてみるのから逃げて。C今頃死んでるかもしれない。俺はなんで今外にいるの」
また急変したのか?と聞くと、
「胸がへこむくらい心臓マッサージをされてた」
心臓が止まってしまった、という事なのだろうか。
「俺おかしくなってます。どうすればいいの」
「冷静に教えて」
「夢見てるみたいなんづすけど」
今メールしているような場合じゃないし、早く戻れと伝えると、
「戻ったら?俺は心臓麻痺でしぬかもな」
「まじで息苦しい」
「下り坂にいるみたい」
何で戻らないの?とメールを送ると、そこでいきなりメッセの子からの連絡は途絶えた。
一刻を争うような今の段階で、さらにメールを送って手間取らせるのもあれだしなというのもあり、俺はそれ以上送らなかった。
それから数十分音沙汰なしで。
俺はいつの間にか眠ってしまった。
木刀を持ってキョンシーに立ち向かう、というテレビゲームをやっている夢を見た。
舞台は、改装前の父方の田舎の家だった。
今日は午前2時過ぎに目が醒めた。
3時間ほど眠ってしまっていたようだ。
未だに、メッセの子からメールは着てない。
こちらからメールを送ってみる。
胸が苦しい。

メッセの子から返事が着た。
C君はまだ死んではいなかった。
何とか持ち直したとの事だが、意識はまだ戻らないらしい。
少し話してから、俺はまた眠ってしまった。
ジム・キャリーになった夢を見た。
学校か職場か、どこかのトイレで個室に入っている奴らをおちょくっていた。
そこは男子トイレなのに、何故かエリート女みたいな奴が現れて、俺を追いかけてくる。
そいつは死吹(しぶき)という殺し名の一族で、殺し屋を生業としている(俺が最近読んでいた小説の世界に『天吹(てんぶき)』という殺し名の一族が居たので、その影響だろう)。
その一族は、本来は武器にならない道具だろうが、自分とフィーリングの合った物であれば、それを武器として極める。
俺はその女から逃げ切る事に成功した。
ジム・キャリーな俺は、「殺し屋であるにも関わらず、もしもフィーリングの合った道具が、普段からとても目立つ音を放つような道具だったらどうなるのだろう。ターゲットに気づかれてしまうんじゃないか?」と考え、その条件で死吹に対抗してみる事にした。
東急ハンズのパーティーグッズ売り場で売っていそうなピエロの衣装に身を包み、7センチくらいの犬(本物の犬)がくっついた拳銃を二丁用意する。
両手に銃を構えるのだが、銃にくっついている犬が終始キャンキャン吠えている。これは目立つ。しかし、俺はこの銃を持って反撃に出る事にした。
サーカスを行うような舞台があり、客席側からそこに入る。
舞台は、客席から見て大分下がった場所に位置してる。
舞台に置かれている椅子の上で、死吹がくつろいでいる。
俺の銃はずっとキャンキャン吠えているのに、こちらには全く気づく気配が無い。
『この条件で通るんだ』と思った。
そいつに狙いを定め、引き金を引く。
その瞬間、椅子にもたれ掛けていた死吹がそのままの体勢で何の反動もなく飛び上がり、ふっと消えた。
向かい側(舞台側)の出口付近に目をやると、死吹と死吹の仲間と思われる奴、計2人が扉に向かって走っている。
俺は追い討ちをかけてさらに引き金を引く。
死吹の仲間の方が倒れた。

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09月05日(火)
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