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リュカの日記
by リュカ
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今日は午前9時半頃に目が醒めた。
寝起きから、いつものやるせなさを感じ続けて、しばらくそのままボーっとしてた。
昨日から使い始めたこの「やるせない」という言葉。
常日頃から感じている、自分の内情を表現するのにピッタリとくる言葉に感じる。昔も日記で使っていたけど、いつの間にか意識の中から忘れ去ってしまっていた単語だ。また、これからちょくちょく使うようになると思う。
しばらくボーっとした後で、色々と漫画の事が頭に浮かんで、漫画について考えていた。
今更ながらに気づいたけれど、ジャンプで連載されている「ツギハギ漂流作家」って思いっきり「ハンター×ハンター」パクってるよな、とか。
世界観やら設定やら何もかも。自分の思い入れのある道具を武器として極める、なんてのも、ハンター×ハンターの念能力者が自分に特化した能力を作り上げるための設定そのまんまだし。
ハンターという職業を漂流作家という職業に置き換えただけで、やっている事といえばまるで同じだ。
ハンター×ハンターは作者がサボリ過ぎているので、ジャンプを買ってハンターが掲載されていなくても、自分の中では既に「今日ハンターハンター載ってないな」という事にすら気づかないほどの空気漫画になってしまった。
ハンター試験編やら旅団編やら単行本で続けて読んだら面白かったけど、週間連載みたいな感じで続けて読めない状態だと何が何だか分からない。最近じゃ、連載自体されてないし。それほど楽しみな漫画でもなくなった。
俺が一番好きな漫画「デスノート」
近々映画化されるけど、インタビュー等で出演する役者達がこの漫画について色々と語っている。
俺はこの漫画が好きなので、色々とファンサイト巡りをする事も多いけど、役者に限らず、この作品について語る人間は大体が「この漫画は『死』とは何か、をテーマにしている」とか「『正義』とは何かを考えさせる」と語る人間が非常に多い。
はっきり言って、この漫画に「死とは何か」なんてテーマは存在してない。
確かに死の描写は沢山出てくる。でも、この漫画の中じゃ死はとてもイージーだ。死という事実を羅列させていくだけのゲームに過ぎない。
また、「正義とは何か」なんてテーマも無いと思う。
登場人物たちがそれぞれ掲げる正義について、それが何故正義なのかといった根拠付け描写みたいなものが何もない。
「犯罪者だろうが人を殺すのは悪い事だ」とは言ってるけれど、それが何故悪い事であるのか、なんて根拠付けが何も無い。
夜神月に至っても、最終回では「腐った人間のために弱い人間が虐げられるなんてあってはならない」という主張をしたけど、それまで一切自分の掲げる正義に対する想い、みたいな描写は出てこなかった。
犯罪者を裁いていって、どんどん悪い顔になっていくけど、その行為に対してどのような思い入れを持っているのか、全く現しては来なかった。
この漫画の面白味というか主題というのは、「どのようにして相手を欺き、不可能だと思える事を達成するか」
敵対するキャラクターや読者をあっと言わせて驚かせ、それが凄くて面白い。そういう形のゲームなのだ。キャラクター達の持つ「想い」や「感情」なんて、申し訳程度に描かれてるだけで、それ自体はとても軽薄。
だからこそ、作者の偏った軽薄で薄っぺらい、世に蔓延している程度の低いご都合主義な道徳を押し付けられる事もなく、不快にならずにサクサクと作中のサスペンス感だけを楽しんで読めるのだと思う。
この漫画について感想を書いている奴らは、一体何を見て「死とは何かをテーマにしている」とか「正義とは何か」なんて事を言うのだろう。
80年代のキョンシー映画じゃ、明らかにその映画を観てないだろうと思われる人間が考えたような的外れなキャッチフレーズが付けられる事が多かった。
例えば、「霊幻道士5」という映画。
西洋吸血鬼と道士の戦いを描いた映画なのだが、この映画のキャッチフレーズは「ベビーキョンシーVS空飛ぶドラキュラ」
ベビーキョンシーとドラキュラが戦うシーンなんて出てこないのに。
「霊幻道士8」のキャッチフレーズは「空飛ぶドラキュラリターンズ」だ。

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06月12日(月)
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