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リュカの日記
by リュカ
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■
そいつらの所業、実名添えてネット上にバラ撒きまくってやりたい。
「こいつが少年陵辱変態野郎だ!」とか書いて。
何人自殺してくかな。
そいつらの軽い命じゃ、何人死のうが贖えないけど。
左上奥の親知らずが、もう完全に頭を出している。
まだ、伸びきってはいないけど。
もう、この先一生『歯が生える』という体験は出来ないのだろうか。
それとも、まだ右下奥と左下奥が生えてくるのかな。
それとも、もうすでに生えている状態なのか。覚えてない。
今日の1時限目は必修科目の「英語」だ。
後期の英語は取れているのだが、前期の英語が取れていない。
これを取らなければ、卒業する事が出来ないのだ。
なので、今日は遅れる訳にはいかなかった。午前8時に鳴るように、目覚ましもかけておいた。
親に起こされる声もして、今日は午前8時過ぎに目が覚めた。
ベッドから半身を起こす。
そこでまばたきした瞬間、タイムスリップしたみたいな状態になり、時計を見ると午前10時半頃になっている。
「もう英語の授業終わってるし」という気持ちになった。
一瞬目をつぶった瞬間に、眠ってしまったという事だろう。
この英語の授業には、授業初日から3日続けて出席してない。
今年も取れないかもしれないな・・
英語に出席できなかったので、そこで諦めてしまったようで、いつの間にかまた眠ってしまっていた。
午後13時半頃に目が覚めた。
寝起きから、昔好きだった少年の事が頭に浮かぶ。
もしかしたら、夢の中にも出てきていたのかもしれない。
昨日寝る前も、その子について考えてたしな。
俺はその子の写真さえ持ってないけど、
そのまま、その少年についての記憶を探るような状態になった。
自分はその子と殆ど何の接点も無いと思っていたけど、卒業後、同級生2人と自分の通っていた中学に行った時、その子が会釈をしてきた事があった。
ずっと、「まさか、俺に会釈してくれた訳じゃないだろうし」と思ってきたけど、
中3の時、その子と一言二言だけ会話をする機会があった事に関連付けて考えてみた。
「もしかしたら、自分の事を覚えていてくれたのかもしれない・・」
俺はその子の性格について、殆ど何も知らないのだけれど、もしかしたら凄く純粋で優しい子なのかもしれないな、と思った。
メッセの子が相談を受けたりしているという、中2の子の性格に関連付けて考えてしまう。きっと、ああいう性格だったのだろう、と。
中2の子はジブリ好きだし、俺が好きだった子も学校の怪談とか、そういう子供っぽいものが好きなのだ。だから、同じ性格を持っているような気がしてきた。
俺はずっと、目が合わないようにその子の事を眺めている事が多く、向こうがこちらを振り向けばその瞬間に目を逸らしていた。
その子には気色悪がられて当然だし、気色悪がられているべきなのだ。
俺自身、ずっとその子には気色悪がられているんだろうな、と思ってきたけど、「自分の事を覚えてて、それで会釈をしてくれたような優しい子なんだ」という可能性が浮かび、驚きみたいな気持ちが沸いた。
その反面、それ以上にたまらないような悲しいような切ないような気持ちになった。
中2の子と同じだという事は、この子もきっと酷い目に遭わされている。
その中2の子がされてきた事というのが、そのままその子に結びつく。
中2の子は、自分をそういう目に逢わせてきた奴らにまで「その人」とか言って敬意を持って接するし、その好きだった子もきっとそういう少年なのだ。
自分に対して欲情しているような気色悪い奴に対して、その子は自分の事を下に見て会釈して・・・
凄く痛々しくなってくる。
何より綺麗で尊い存在なのに、自分をいやらしい目で見るような汚い奴らに敬意を払って。
その痛々しい性格にたまらなくなるけど、結局自分にはどうする事も出来ないのだ。ネットで直に話してきた子でさえ、俺にはその痛々しい性格を変える事は出来なかった。
もしも、その子がそういう目に遭わされていたらどうしよう・・・
携帯を見たけど、新しい連絡は入ってなかった。
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04月28日(金)
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