ID:14142
リュカの日記
by リュカ
[595762hit]
■
今日は午前0時過ぎに目が覚めた。
そのまま、しばらく横になってボーっとしていた。
今日は珍しく、考え事の途中にタイミング良く邪魔される事があまり無かった。
俺が仲良くなれそうだったタイプの子は、一人も例に漏らさずそういう目に遭わされている。
本来から、俺にとってはタイプの少年の姿を目にしたり、存在を感じたりする事は、とても切ない事だった。叶う訳が無いし、どうしようも無い存在。
考えるだけで切なくて切なくてたまらなくなる。
関わる事が出来ないのは当たり前、叶う訳が無いのは当たり前。
それで自分を納得させる事が出来ていた。
なのに、タイプの男の子の中から数人、自分の事を好きになってくれる少年が現れた。あり得ない事なのに。
でも、その子達は、一人も例に漏らさずそういう目に遭わされている。
叶わないのが当たり前どころか、何人かそういう風に想ってくれる子が居たのに、全員そういう目に遭わされている・・
だから余計にどうしようもなく辛くなる。
以前受けていた、精神か心理に関する授業で、こういう事を教えていた。
「湧き上がる怒りや憎しみが、自分にとって解決しようの無い物だと悟った時、その感情は悲しみに変わる」と。
俺も、もう怒りや憎しみよりも、悲しんでいる方が強いかもしれない。
それも、薄くて中途半端な悲しみだ。
綺麗で尊い、絶対視する事が出来ていたようなタイプの男の子が、下衆で汚い中年野郎共にそういう目に遭わされるという、絶対に許せない、認めたくない出来事に対して、怒りや憎しみが薄れて、薄っぺらく悲しんでいるような現状が、かつての自分の感情や、そういう子を裏切ってしまっているように感じられて厭になる。
自分を好きになってくれるタイプの子が存在した、というのは、とても嬉しい誤算だった。
タイプの男の子が、男を好きになる事自体考えられない事だった。
しかも、そういう子に限って自分と同じようにヒキコモリ気質なのだと知って、心が高揚したりもした。
でも、そういった嬉しい誤算の原因は、全てそういう子が汚い奴らによって悪戯を受けた事が原因じゃないか・・
それを知って、もう恋愛的に嬉しくなったり高揚したり、そんな感情を持つ事自体が最低に感じられるようになっていった。
仲良くなれそうなタイプの少年を見つけたところで、その子が男を好きになると知ったところで、その子がヒキコモリっぽいと知ったところで、「だからどうした」と流してしまうようにならなければならなくなった・・
何も喜んじゃいけない・・・・
何も感じちゃいけない・・・・
何に対しても浮かれちゃいけない・・・
そうやって、どんどん感情を削っていくのだ。
欲でも未練でもショックでも、本当にたまらない気持ちになる・・・
知り合いに「ガンズ オンライン」というアクションゲームを紹介されたので、少しだけやってみる事にした。
「リュカ」という名前でキャラを作ろうと思ったのだが、すでに取られてしまっていて、「リュウカ」という名前でキャラを作った。
ゲーム中、ずっとメッセの子の弟の事や、以前相談を受けていた別の子の事などが浮かび続けて、胸が締め付けられるようなたまらない感覚を味わい続けていた。
呪われて、呪怨の伽耶子のような女幽霊に取り憑かれる夢を見た。
自分の部屋に居る間に金縛りに遭って、その間に伽耶子に犯された。
そのうち、ジワジワと股間を切断されたような激痛が走り、血がにじんでいく。
ドクドクと血が止まらなくて、ブシューっとさらに勢いを増して噴出していく。辺り一面は血の海になった。
気を失ったのか知らないけど、いつの間にか、俺は自分が通う大学の近くの駅の、切符売り場付近に横たわっていた。
周りの血溜りも、何故か俺と一緒にそこに移動している。
そこにしばらく横たわっていると、自分の知り合い達が集団で現れた(夢の中で知り合いだという設定だけで、実際の知り合いではないと思う)。
その中に、メッセの子も居た。
その知り合いも合わせて、フローリングが敷いてあるどこかの部屋に瞬間移動した。伽耶子の力だ。
幽霊は、1人ではない。
[5]続きを読む
02月10日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る