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リュカの日記
by リュカ
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午前6時前に目が醒めた。
寝起きから、俺なんかもう一生恋愛したりなんて出来ないだろうな、と自己中に沈み絶望してしまった。そうであるべきなのに。
それから、今までにあった機会のようなものが色々浮かんで。
でも、さっきそうやって浮かんだ絶望は、自分の状況からしたらかなり幻想化されたイメージにも思う。
その子が酷い目に遭わされた事実や、それに対するショックがどれほどのものだったのか、というのがスッパリと省かれて、ただ単純に「恋愛する機会はあったのに、出来なかった」という未練が浮かび沈んだだけだったので。
今日見た夢には、椋鳥君が出てきたように思う。

今日の授業は4時限目の精神保健学だけだった。
精神病の例を示すために、毎回映画を上映したりするので、好きな授業だ。
今日は寝起きからサイト編集をしたり文庫本を読んだりしていて、グズグズしているうちに時間は過ぎて、学校に到着した頃には、授業時間は後40分しか残っていない、というところだった。
40分でも、受けられるだけマシかと思い教室に入った。
教室の雰囲気が何だかおかしい。
どうやら、今は試験の最中らしい。「精神保健学」の試験だ。
先生に「こんなに遅く着たらあかんやん」みたいな事を言われ、プリントを渡された。
途中から、俺も試験を受ける事になったのだ。
精神に関して説明した文章が羅列してあり、()内を埋めなさい、といった類の問題だった。
木曜日の授業はこの4時限目だけで、家でグズグズしているうちに時間が過ぎてサボってしまう、という事は多いのだが、出席した日はいつもノートを取っている。
おまけに、試験問題の内容は、実際に自分が体感してきて、割と頻繁に頭に浮かべる語句に関するものが多かったので(『拡散』『強迫観念』等)、飛び飛びながらも答えを埋めていく事が出来た。
プリントを渡されてから、3.4分ほどで「後ろの人はプリントを回収してきてください」という事になり、結局3問しか答えを埋める事は出来なかった。
遅れて来た事もあり、俺が一番後ろの席だったので他の生徒達のプリントを回収して行ったのだが、2.30問中半分くらいしか埋めていない奴が殆どだった。「1問しか分からなかった」と言っている奴もいたし。
試験だったので、授業も早く終わるらしい。
俺が教室に入って、数分で終わってしまった。
授業が終わったので、図書館に行った。
「トゥルー・コーリング」の続きを観る。
図書館でビデオやDVDを借りるたびに、「〜番で観て下さいね」と、視聴席を係りの人間に決められる。
今日指定された席は、俺が初めて座る席だった。
背中合わせにソファーが置かれ、テレビは大画面となっている。
俺はDVDを一話分観終わり、タバコを吸いに外に出た。
図書館に戻って、もう一話観ようとしたところで、背中合わせの後ろの席に3人の男女がやって来た。
とりあえず、気にせず続きを観る事にした。
やたら気配がする。
振り返ると、後ろの奴らの内の一人が、腰を捻って俺の座るソファーの背もたれに肘を掛け、俺が観ているテレビの方向に向き直っていて目が合った。
ギョっとして、視線を戻してもう一度振り返った。
相変わらず、そいつはさっきの体勢で、またまたそいつと目が合った。
何だこいつは。
っていうか、こういう態度ってかなり失礼に当たるんだよな。
てめえらはてめえらでビデオやらDVD借りてんだから、そっちを観ろよ。
絶対、こいつは他の二人が居なければ、こんな態度には出ないだろう。
大人しく自分の画面だけを観ているはずだ。
他の奴らの前だからって、調子に乗って見せたいのだろう。
実際、この3人と入れ替わる前に男が一人後ろに居たが、そいつは大人しく自分の画面だけをじっと観ていた。
このムカつく奴は、例えば友だち同士でどこかに遊びに出かけた時など、見知らぬ他人に対し腹を立たせるような態度を取り、相手がムカついてそいつを見たら「何や」と逆ギレして見せる類だろう。
そして、友達に「もう、やめえや〜(笑)」等と注意される事に喜びを感じるような、薄っぺらくて程度の低い、しょーもない類の人間なんだ、と感じた。虫唾が走るような気持ちになった。

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01月19日(木)
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